「木枯や前へ前へと踏むペダル」の批評
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 木枯や前へ前へと踏むペダル
マサトさん、こんにちは。
御句について。
面白いと思います。
漕ぎ手の意識は「前へ前へ」とありながら、物理的な力は「踏む」で下方に向かい、「木枯」はきっと向かい風。いろいろなベクトルが錯綜する自転車の描写だと思います。
添削…、思いつきません。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 木枯や前へ前へと踏むペダル
マサトさん、こんにちは。
御句について。
面白いと思います。
漕ぎ手の意識は「前へ前へ」とありながら、物理的な力は「踏む」で下方に向かい、「木枯」はきっと向かい風。いろいろなベクトルが錯綜する自転車の描写だと思います。
添削…、思いつきません。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 日向ぼこ雨の予兆のにほひかな
土谷海郷さん、こんにちは。
御句について。
「にほひ」要るかなあ…というのが一次的な感想なのは、なおじいさん・イサクさんと同様のところ。
それで「にほひ」を外す添削案を考えていたものの、コメントからすると「あの独特のにおい」こそが重点のようなので、
そよ風に雨のにほひや日向ぼこ
日向ぼこの庭に一ト雨来るにほひ
「日向ぼこ」に「匂い」を持ってくるには、もうちょっと具体的な要素があってもよいかな、ということで「風」とか「庭」とか加えてみました。
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 高き塀より上に皇帝ダリア
佐渡の爺さん、こんにちは。
「皇帝ダリア」は、私の手持ちの角川文庫「俳句歳時記 第五版 秋」には収録されていました。例句は2句掲載されていて(片山由美子、櫂未知子)、これらも高さや立ち姿に焦点が当たっている様子。
「高き」「上」と畳みかける御句も高いのは解るのですが、「皇帝ダリア」の句として、「高いだけ?」とも思ってしまいました。
この句の「塀」に何か別のニュアンスを持たせられないか、とか。
塀の向こうは皇帝ダリアだけが知る
ぬけぬけと皇帝ダリア塀のうへ
今後ともよろしくお願いします。
点数: 2
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 小春にて野道土踏みジャズラジオ
こま爺さん、こんにちは。
御句について。
・ぱっと見で言葉が多い、という印象を受けました。句の焦点が何処にあるのか…「野道」、「土」、「ジャズ」、「ラジオ」?
・「にて」という助詞で季語「小春」とこれらの事物をつなげるべきかどうか。「小春」だから「野道を歩きました」という因果にも見えるので、いったん切るか、「の」くらいで繋ぐ方がいいのではないかと思います。
添削と言うより改作に近いですが、「野道土踏む」は「散歩」に纏めて、音数を「ジャズを聴くこと」に使うとして、
小春日の散歩はジャズを聴きながら
小春日やradikoでジャズを聴く散歩
今後ともよろしくお願いします。
点数: 1
回答者 長谷機械児
添削した俳句: 老父母と居るやすらぎや草の花
かぬまっこさん、こんにちは。
御句については、「やすらぎ」が、「うれしい」「たのしい」に近い感情の直接表現になっていると見えます。
「やすらぎ」を感じさせる具体的な事物に置き換える、というのも一案かと。
老父母の茶飲み話や草の花
今後ともよろしくお願いします。
点数: 6
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