俳句添削道場(投句と批評)

弥平さんの添削得点の高い順に並んでいます

「ゆつたりと冷める珈琲冬浅し」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: ゆつたりと冷める珈琲冬浅し

① 空間にゆとりがある 用例 「ゆったりとした部屋」「ゆったりとしたコート」
② 気分にゆとりがある 用例 「ゆったりとくつろぐ」「ゆったりと構える」
③ ゆるやかに時間をかけて行われる様 広辞苑用例 「川がゆったりと流れる」
 「小川がゆったりと流れる」と言わず、「大河が蛇行してゆったりと流れる」とは言う。③の用例であっても、空間のゆとりと無関係では成り立たない。
 以上から「ゆったりと冷める」は私には奇異に思う、「ゆっくりと冷める」または「ゆるやかに冷める」が良いかと思う。

点数: 6

「秋近し上川盆地の朝ぼらけ」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: 秋近し上川盆地の朝ぼらけ

腹胃壮さんコメント有難う御座います。
茗荷を食べ過ぎると馬鹿になると母に聞いたが、
正しくは、物忘れが酷くなるそうな。そこで、
『このブログ何しに来たか茗荷の子』
自己の体験に照らして推敲した結果です。
それから、「あさぼらけ」を写生で表わせればと思います。
私なら秋と朝で朝露を連想し、安易に「稲の露」とか。

点数: 2

「向日葵と向き合う子のため肩車」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: 向日葵と向き合う子のため肩車

ひなたさん初めまして。
『イベント』がないと、塀の向こうの向日葵を見せる様で句意が伝わりません。
『肩車』は断りなければ子供にするもので『子のため』の字数が節約できます。
『向日葵』との近からず遠からずの関係は貴殿の詩情の見せ所かと思います。

点数: 2

「そのままの当て字をされし秋刀魚かな」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: そのままの当て字をされし秋刀魚かな

 腹胃壮さんコメント有難う御座います。
難解な分からない句にする原因は作者の自惚れや変な拘りだと思う。
初期の着想「見越しの松の」を外せないと思い込むのが破綻の始まり。
 2回の句会で未だ6句だが、「分からない」と評されるのが一番辛い。
公民館講師から「まあ出来てる」と言われたのは最後の1句だけ。
 自惚れや変な拘りから脱却する方法は多作かと思う。目標1日1句。
NHK俳句と俳句ポストの兼題を見て、公園掃除や散歩中に不思議と句が出来る。
月5兼題x6句投稿=月30句、妥当な目標のはず。
 それから、
将来、『秋刀魚とは俺のことだとサンマ言ひ』
とならぬ様に、魚食文化を引き継ぎ、男は魚を捌かねばならない。
秋刀魚と比べて 『飛魚の広き背中や刺し惑う』 この句は未だ報告的ですね。

点数: 2

「臀鰭にレモンを一つ置くお店」の批評

回答者 弥平

添削した俳句: 臀鰭にレモンを一つ置くお店

 塩豆殿コメント有難う御座いました。
季語と真逆の取り合わせも可と了解しました。
他の案件で真逆さを極めるべく再検討致します。
 塩豆殿の句のレモンを添えた店は存じませんが、
下ごしらえの仕上げに、酢を20倍に薄めた水で
さっと洗うと匂いが取れる。酢水は沁みこむ前に拭く。
句意を損なわねば、『臀鰭にレモン一切れ添える店』
 居酒屋の焼魚に見えて来ました。

点数: 2

弥平さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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回答数 : 1

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回答数 : 4

投稿日時:

山頂の一服あやし肺気腫ぞ

回答数 : 2

投稿日時:

弥平さんの添削依頼2ページ以降を見る

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