「行く秋やねこにフェンスのすきまあり」の批評
回答者 げばげば
添削した俳句: 行く秋やねこにフェンスのすきまあり
こんにちは。
いつも的確なコメントありがとうございます。
御句。フェンス来た!!!出会ったころはフェンスばかり詠んでるフェンスのひとでしたから、なおじいさんが喜ぶのもわかります😉懐かしいなあ。
初読、フェンスに猫のすきまがあったのかと思ったら、猫に、なんですね。猫がいるくらいの隙間があった、ということかな。
隙間、が、通れるくらいの抜け穴をさすのか、猫がいられるくらいのスペースを表すのかでも景は少し変わってきますね。
あえて置いてる「あり」も気になりますね。私が「あり」で詠んだら、「あり」は必要な「あり」?省けない?ゆるくない?って聞いてくれそうだし。
最初は
行く秋のフェンスに猫のすきまかな
こういう景かなとおもったけど違うのかな。違うんだよなあ、きっと
すきまにスポットあててるはずだし。でも猫にフェンスのすきまがあります。となると、叙述のかたちが少し気になるから、
行く秋をフェンスの隙間なる猫は
こんな形は?いや、猫にスポットがあたるなあ。
やっぱり
行く秋のフェンスに猫のすきまかな
こういう句意ではないのかなあ。いろいろ考えたけどたどりつけてませぬ。
点数: 1