「3番のわれからがいま鳴きました」の批評
回答者 74
添削した俳句: 3番のわれからがいま鳴きました
こんばんは。いつもお世話になっております。
われから、全く知らなかったので調べました。必要ないから腹を退化させた小さくて海藻に似ている虫…平安の頃の人は慣れ親しんだ虫なのでしょうがよく見つけたなぁ、昔の人は目が良いというのは本当なんだなぁなどと感心しています。あれ?もしや海藻を食べるときに今ほど綺麗に洗ったりしないから、むしゃりと食べたら「我からカラ」と音がする…みたいな発端なのでしょうか?それで和歌や俳句になっているのは面白いですね。枕草子にも虫といえば!の段でわれからいるんですねー知らないことを知るきっかけになりました、ありがとうございます。
御句のそもそもの句意の読み取りに暫し時間がかかりましたが、なるほどサンプル取りのような実験風景なのですね。そのままでも読み取るにはコメントの対照実験という注釈があると良さそうです。句を弄ると雰囲気が出せない気がするので。
注釈なしだと「3番の」に想像の余地ができるわけですね。私はわれから歌謡コンテストの実況風景〜みたいなファンタジーな想像をまずしてしまいました。
知世さんや皆さんのチャレンジ精神素晴らしいですね!見習いたいものです。
点数: 2