俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削得点の低い順の939ページ目

「墓参り大先輩にご相談」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 墓参り大先輩にご相談

イカの塩辛さん、こんにちは。
御句拝読しました。前句のアドバイスを聞いてくださり、有難うございます。とても嬉しく思います。

ただ、新たな問題点があります。
「大先輩にご相談」とのこと、私はここまで読んだ時点では、学校か職場の本当の大先輩かと思いましたよ。それでも問題がありますが。

まず、ケントさんがおっしゃっていますが、自分の先祖を大先輩というのは、まあ、お気持ちはわかりますが、「ご先祖様」でいいのではないですか?

それ以前に、私の申し上げたかったのは、敬語のことです。俳句はとにかく五七五の極めて短い中で思いを伝えなくてはならないので、長くなりがちな丁寧語、尊敬語、謙譲語は使わないのが原則です。
私はこのコメントでは「言う」を「おっしゃる」とか書いていますが、俳句でもこんなことをしていたらすぐに音数がいっぱいになります。「言う」自体も省略したり。

そこで御句を見てみますと、まず「大先輩」、これは「先輩」でいいですし、「ご相談」は「相談」でいいです。
「大先輩」を「ご先祖様」にするとしても「先祖」「ご先祖」で失礼にはあたりません。

そうすれば、音数を稼げた分だけ、何を相談するとか具体的な情報が加えられます。

・墓参り先祖に彼を紹介す
・ご先祖にカネの相談墓参り

点数: 1

「秋の宵まだ来ぬ孫を待つもよし」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 秋の宵まだ来ぬ孫を待つもよし

これさんさん、こんにちは。
御句拝読しました。お孫さんが来るのは待ち遠しいですね。来てからも楽しいでしょうが、待つのも楽しい。わかりますよ。

ただ。御句では当たり前のことをおっしゃっています。「まだ来ぬ孫を待つ」これは当然です。来たらもう待ちませんから。
固いことを申し上げるようですが、俳句は五七五の十七音という短い中で思いを伝える必要がありますので。

・孫を待つ至福の時や秋の宵
・玄関に孫を待ちをり秋の宵

点数: 1

「太陽のなほ剥き出しの残暑かな」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 太陽のなほ剥き出しの残暑かな

卓鐘さん、こんにちは。
拙句「色鉛筆放り出したる」にコメント有難うございました。確かにいきなり色鉛筆放り出されたらなんだかわからないですよね。
色鉛筆写生をしている図とわかってもらえると勝手に思い込んでいました。勉強になりました。

さて御句拝読しました。「剥き出しの」が迫力があります。一方で「剥き出し」はリスクもあります。それはいずれ老朽化してしまうことです。いやもうすでにしているのかも。御句はそれを「夏の終わり」に繋げて、そこまで詠んでいるのであればすごい。

とにかく「剥き出しの」にやられた一句です。このままいただきます。

点数: 1

「河童忌や渓流魚すむ神田川」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 河童忌や渓流魚すむ神田川

めでかやさん、こんにちは。
拙句「トマト食む色鉛筆」にコメント有難うございました。色鉛筆でトマトを描いていたのだが、やめて食べてしまったという句で、自らの表現力の無さを反省しています(笑)。

さて御句拝読しました。神田川と来たら放っておけません(笑)。私の青春はこの川沿いにありました(なんてね)。

御句、「河童と魚」、面白いと思いました。「すむ」が「住む」と「澄む」にかかっているみたいで。
でも、私も提案句をと色々考えていたら、魚が消えてしまいました。

・河童忌に渓流めくや神田川

これ、良くないですか?渓流めけば鮎も遡上しますし河童も泳ぐでしょう?

点数: 1

「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 燃え木持ち走るおのこや夜の闇

里衣さん、こんにちは。
再々訪です。

歳時記季語手帳のどちらを買ったらいいのかとのことですね?

すみませんが私は季語手帳のこと、知りませんでした。でも夏井先生の著書なら、わかりやすく読みやすく、季語に限らず色々と教えてくださるのではないでしょうか?

イメージとしては、歳時記は辞書のようなものですからとにかく必携で、その上で季語手帳は参考書のようなものだと思いますのでそれで勉強する、そんな感じではと思います。

「夏井先生の季語手帳」について、もっとご存知の方がいらっしゃいましたら、里衣さんにアドバイスしてあげてください。

点数: 1

なおじいさんの俳句添削依頼

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