「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評
回答者 なお
里衣さん、こんにちは。
また来ました(笑)。
本句について、これだけ最後に教えてください。
「送り火」としなかったのは説明になりそうだから、とのことですが、この「燃え木」と呼ばれているものは、一体なんのことですか?(ネットでは出てきませんでした。)
初読で私は、五山の送り火に点火する種火を、まるで聖火ランナーのように掲げて夜の街を走る男性のことを詠んだのかと思いました。
その時点では「燃え木」は「燃えている木」の理解でした。
次に考えが変わって、この燃え木とは、五山の送り火で燃やす護摩木等のことで、準備のために運んでいる関係者の景色を詠んだのではないかと。
ですからこの時点では「燃やされる木材片」という意味かと思うようになりました。
このどちらかでしょうか?
御句のおかげで、色々勉強になりました。
・大文字焼き」という呼び方は良くなくて、「五山の送り火」と呼ぶべきこと。
・季語に「大文字」というのはあり、「五山の送り火」が有名だけど、単に「送り火」だけではあの有名な行事にはならず、家の玄関でこじんまりとやるものを指すということ。
しつこいようで申し訳ありませんが、地方独特の言葉なども含め、しっかり勉強したいと思ってのことです。よろしくお願いします。
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昨夜は京都の送り火でした!
京都の催しのなかでも一番心に残る
大好きな行事で
心が穏やかになります。
「あ~今年の夏もいよいよ終盤だナァ。」大文字、妙、舟形、鳥居と順に点火が進み、やがて静かに燃え尽きて消えてゆく!
毎年、見る度に感動でーーす。