俳句添削道場(投句と批評)

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燃え木持ち走るおのこや夜の闇

作者 秋恵  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

昨夜は京都の送り火でした!
京都の催しのなかでも一番心に残る
大好きな行事で
心が穏やかになります。
「あ~今年の夏もいよいよ終盤だナァ。」大文字、妙、舟形、鳥居と順に点火が進み、やがて静かに燃え尽きて消えてゆく!
毎年、見る度に感動でーーす。

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 なおじい

里衣さん、こんにちは。
また来ました(笑)。
本句について、これだけ最後に教えてください。

「送り火」としなかったのは説明になりそうだから、とのことですが、この「燃え木」と呼ばれているものは、一体なんのことですか?(ネットでは出てきませんでした。)

初読で私は、五山の送り火に点火する種火を、まるで聖火ランナーのように掲げて夜の街を走る男性のことを詠んだのかと思いました。
その時点では「燃え木」は「燃えている木」の理解でした。

次に考えが変わって、この燃え木とは、五山の送り火で燃やす護摩木等のことで、準備のために運んでいる関係者の景色を詠んだのではないかと。
ですからこの時点では「燃やされる木材片」という意味かと思うようになりました。

このどちらかでしょうか?

御句のおかげで、色々勉強になりました。
・大文字焼き」という呼び方は良くなくて、「五山の送り火」と呼ぶべきこと。
季語に「大文字」というのはあり、「五山の送り火」が有名だけど、単に「送り火」だけではあの有名な行事にはならず、家の玄関でこじんまりとやるものを指すということ。

しつこいようで申し訳ありませんが、地方独特の言葉なども含め、しっかり勉強したいと思ってのことです。よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 0

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 かこ

句の評価:
★★★★★

こんにちは

送り火良いですね。上五中七いきいきとしてと好きです。
夜の闇だと季語がないので、夜の秋に変えたらどうでしょうか。意味は夏の終わりの夜で晩夏の季語になります。

燃え木もち走るおのこや夜の秋

点数: 4

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 卓鐘

句の評価:
★★★★★

なおじいさんに呼ばれたので(呼んでない笑)

季語手帳は、一日一季語を読者からの秀句とともに紹介してるものです。それをやれば一日一個は季語と向き合い、句作はできるでしょう。

歳時記は季語の百貨辞典みたいなものなのでとにかく必須です。これがないと、そもそも人の句も鑑賞できません。また季語そのものが詩語なのでただ眺めるだけでも面白いです。

とはいえそこまでがっつりやらないのであれば、ネットでもいくらでも例句でてきたり季語一覧とかありますしね。季語手帳だけでも色々な季語はわかります。わからないのがでてきたらネット検索もできる。(ただネットでは間違った情報もあるので取捨選択はひつようですが、)

ちなみに僕は、二万円くらいの分厚い大歳時記、持ち運び用として、角川の歳時記をもってます。

点数: 2

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

お早うございます。
大文字焼き、感動しますね。
夏の終わりを感じます。
句作り、励まれておられますね。ところで、御句、無季俳句でしょうか?
私も始めたばかりですので、見落しでしたらお許し下さい。よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 ケント

句の評価:
★★★★★

こんにちは。
再訪します。
宮武様が、すでに季語を斡旋されておられるので、無季は解消ですね。せっかくですのでもう少しだけ。宮武様は、原句に出来るだけ沿った形で、夜の秋(晩夏)を斡旋されたと思います。
しかし、今はもう立秋も過ぎ秋となります。そこで
燃え木 持ち走るおのこや秋の宵
点火時間からして、宵かなと思います。
ついでに、私も詠ませていただきます。
大文字明日を託すや五芒星
それと、先ほどのコメントに大文字焼きと書きましたが、この呼び方を嫌われる方達もおられます。
宮武様には失礼しました。
よろしくお願いいたします。

点数: 1

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

里衣さん、こんにちは。
再々訪です。

歳時記季語手帳のどちらを買ったらいいのかとのことですね?

すみませんが私は季語手帳のこと、知りませんでした。でも夏井先生の著書なら、わかりやすく読みやすく、季語に限らず色々と教えてくださるのではないでしょうか?

イメージとしては、歳時記は辞書のようなものですからとにかく必携で、その上で季語手帳は参考書のようなものだと思いますのでそれで勉強する、そんな感じではと思います。

「夏井先生の季語手帳」について、もっとご存知の方がいらっしゃいましたら、里衣さんにアドバイスしてあげてください。

点数: 1

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

里衣さん、こんにちは。
御句拝読しました。大文字の送り火は、見たくて見たくて、何年か前に見に行きました。関西に住んでいた頃は一度も行かなかったのですが(笑)。

さて御句、皆さんがご意見おっしゃっていますね。私が気になりましたのは、「燃え木」ですが、これは大文字ではこのように呼ぶのでしょうか?あまり詳しくないのですが、松明(たいまつ)とは言わないのでしょうか?
あと、おそらく時期的にわかってくれるとは思うのですが、コメントがなくてもわかるように、季語の大文字を置くのも有りかと思いました。

・松明を掲げ始まる大文字
・闇抜けて松明走る大文字

点数: 0

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

里衣さん、こんにちは。
再訪です。
コメントの返しは全然遅くないですよ!(笑)

再訪したのは大文字についてです。

めでかやさんが「大文字焼き」はNGと言っておられて、確かにそれでは今川焼きみたいだからNGだと思っていましたら、歳時記に載っている「大文字」(「焼き」が付かない)もダメそうですね。
ネットを見たら、「五山の送り火」となっています!。確かに「大」の字だけではないですものね。

「燃え木」の件と合わせて失礼しました。また勉強になりました。

点数: 0

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「燃え木持ち走るおのこや夜の闇」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

里衣さん、こんにちは。
また来ました(笑)。

季語手帳のことは卓鐘さんがアドバイスしてくれましたから大丈夫ですね。ちなみに私の歳時記も角川です。

あと、こま爺さんが「なぜ送り火と入れないのか?」とおっしゃっていますが、里衣さんお答えになりますか?

点数: 0

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