「膝掛けや三年ぶりの客一人」の批評
回答者 なおじい
添削した俳句: 膝掛けや三年ぶりの客一人
こんにちは。負乗様、いつもお世話になってます。
再登場お許しください。
いま、風呂に入りながら、御句のことをずっと考えていました。その結果、自分の鑑賞力の無さを痛感しました。
私の前のコメントを書き換えます。
舞台は、テラスのあるパブレストラン。作者は三年前まで恋人とこの店によく来ていたのです。そして二人で季節を問わずテラスに席を取っていた。冬でもそのスタイルは変わらなかった。なぜなら、冬はストーブが焚かれるし、外のテラス席で飲食する客には、膝掛け毛布が渡されるから、寒くはないのです。
コメントの「行きつけの店」は、「行きつけだった店」なのです。
いま、作者は恋人と別れて、三年ぶりにこの店に来た。一人で。そして、昔のようにテラスに席を取った。膝掛け毛布も借りた。
でも昔のように暖かくはない…。
点数: 4