俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の7ページ目

「キャンドルや火が消え失せる雪催い」の批評

回答者 なお

添削した俳句: キャンドルや火が消え失せる雪催い

高井碧士さん、こんにちは。
御句拝読しました。
失恋しましたか。
年長者のアドバイスですが、失恋は次の出会いの始まりですよ!第一話が終わったと思って、第二話を楽しみに待ちましょう!
さて御句ですが、キャンドルの後に「や」で切れを入れて詠嘆する意味がないですね。そんなにキャンドルに想いが募りましたか?
また、「キャンドルの火が消え失せる」この措辞もわからない。なぜかというと、これは例えですね?目の前にキャンドルはないのではないですか?
本当は、キャンドルもやめたいくらいですが、それでは俳句そのものが変わってしまうので、

・キャンドルの消え失せさうな雪催

キャンドルはまだ消えていないことにしました。読み手はいつも、少しでも希望を持っていたいものです。雪が降るか降らないかも、読み手の気持ち次第であるのと同じようにね!
繰り返します。失恋したなら、次を考えなさい!古い恋を忘れるには、新しい恋を始めることです!

点数: 0

「糖衣錠なめて春夜の夢うつつ」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 糖衣錠なめて春夜の夢うつつ

あらちゃんさん、こんにちは。
御句拝読しました。体調がすぐれないのでしょうか?抗ヒスタミンは、風邪薬に調合されており、イサクさんもおっしゃっていますが、安静のために眠気を催しますので、「車の運転はしないように」との注意書きがあります。
ですから、誰でも眠気を催すのですが、私があれ?と思ったのは、「なめる」という動作です。糖衣錠とはいえ、飲み込むのではと思うのですが、飲まないのですか?
まあ、俳句に関係ないかもしれませんが。

私は、そう言っておきながら、なめても飲み込んでもいいように、

・糖衣錠誘(さそ)う春の夜夢うつつ
・糖衣錠夢へ誘(いざな)う春の夜

よろしくお願いします。

点数: 1

「川沿いや野焼き進めし老夫婦」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 川沿いや野焼き進めし老夫婦

中山瑛心さん、こんにちは。
御句拝読しました。
あらちゃんもおっしゃっていますが、「進めし」に違和感があります。進めた、という意味かと思いますが、意味的にも見た目も、他の言葉に置き換えられるならそのほうが。
また、下五の「老夫婦」、これはとても便利な措辞でよく置きたくなるのですが、色々とあり、実際に年老いた人が自分たちを自虐的に詠むとき以外は控えたほうがいいかもしれません。

・川に沿い野焼広ぐる夫婦かな
・年配の夫婦河原の野を焼けり

あ、でも、「お互いの荷物持ち合う老夫婦」みたいに、好意的に詠む時には使って構わないですよ!
なんだか固いこと言ってすみません。よろしくお願いします。

点数: 1

「空っ風友を乗せ機の遅れけり」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 空っ風友を乗せ機の遅れけり

よねさん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。やはり気になりましたのは、「友を乗せ機」の違和感ですね。
すっきりと、

・空っ風友のフライト遅れけり

ではいかがでしょうか?
よろしくお願いします。

点数: 1

「喪の明けていつしか雪の山野かな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 喪の明けていつしか雪の山野かな

いるかさん、こんにちは。
お祖父様が亡くなったのですね。今は昔の話だとのことですが、お悔やみ申し上げます。

御句拝読しました。前句の雪見のほうから気になっていたことを二点お伝えします。
まずコメントで、「喪の明けて」、とのことですが、かなり長い間のことですか?いつしか雪景色になってしまうほど、外に出なかったのですか?
その辺の時間の経過がよくわかりませんでした。
これが、「通夜明けて」とかならわかります。通夜一晩のうちにいちめんの銀世界になっていたという。

次に、読み替えなさいましたが、最初は「雪見の」でしたよね。雪見は花見や月見のように、雪を見ながらの宴席だと思います。喪が明けたらすぐにそういうことをするのか?と、ちょっと疑問に。
私は中八の修正のために雪見をやめたのか、上記の意味的にやめたのかわかりませんでしたので、こんなことを書いてます。

・通夜明けていちめん雪の山野かな

よろしくお願いします。

点数: 1

なおさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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