俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削得点の高い順の5ページ目

「Nじいさんを探して師走半ばかな」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: Nじいさんを探して師走半ばかな

おかえさきさん、皆さん、こんにちは。Nじいです。大変ご無沙汰しています。
先に、おかえさきさんの朧月の句を見つけて、久しぶりに投稿しましたところ、おかえさきさんからこの句を教えていただきました。
拝読しましたら、皆さまからなんと温かいお言葉が。本当に有難うございます!
昨秋、ちょっと思うことありまして、少し身を引こうと。でも、以前の改名の時もそうでしたが、あまり大々的に身を引く宣言をして、すぐに舞い戻るとカッコ悪いので何も言わずに…。
ご心配をおかけして申し訳ありませんでした。いたって健康ですし、何かが気に障ってなどということも全くありません。
先にも書きましたが、俳句は続けています!でも入選は短歌のほうが多いです。
あらためておかえさきさん、皆さん、本当に有難うございました!

点数: 5

「もう一度母に見せたき桜かな」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: もう一度母に見せたき桜かな

おかえさきさん、こんにちは。N爺です。
いつぞやは有難うございました。私、自分のことばかり話して、おかえさきさんの足のことお見舞いしそびれました。ごめんなさい。大丈夫ですか?1日も早いご快復をお祈りします。

さて御句拝読しました。泣かせますねー。私も母をよく桜の下に連れていきました。最初は一緒に歩いて、のちに車椅子を押して。毎年、あと何回見ることができるだろうねー、とか言っていました。94で永眠しました。
おかえさきさんのお母様は、施設にいらっしゃるなら、必ず花見には連れていってもらえますよ。大丈夫!

あと、げばさんや長谷さんは確かにすごいですが、おかえさきさんのこの句、決して凡句などではないですよ。こんなに切なく親を思う俳句のどこが凡句のはずがありますか。

点数: 5

「涼風やいにしえ語る鉄ミシン」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 涼風やいにしえ語る鉄ミシン

もんなさん、こんにちは。
御句拝読しました。素晴らしいものを受け継ぎましたね。足踏みミシンは今や貴重なアンティークなのでは?

すでに皆さんから有益なご意見が出ていますので、重複しますがご容赦ください。

私はいにしえというと奈良時代とかをイメージしますので、もう少し最近を表すのでもいいのではと思いました。また、鉄ミシンは、意味はよくわかるのですが、ちょっと風情に欠けるような気がしてもったいないかと。
そこで次のように考えました。

足踏みミシンとはおっしゃっていませんが、もしそうであれば、

・形見なる足踏みミシンや走馬灯

そうでなければ、

・受け継ぎし旧型ミシンや夏の風

季語は、走馬灯は思い出、夏の風は爽やかな記憶ということで斡旋しました。よろしくお願いします。

点数: 5

「紫陽花はとらやの庭が似合うはず」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 紫陽花はとらやの庭が似合うはず

おかえさきさん、こんにちは。
御句拝読しました。
寅さんですね!私も好きで土曜日は毎週見ていますよ。柴又も何度か行きました。とてもいい街ですね。

御句ですが、「とらや」だけですとどうしても羊羹とかの老舗の虎屋を思い浮かべてしまうかと思います。あちらも「とらや」と表記しますし。読み手によりそれでもいいと思いますが、もし正確に葛飾柴又の団子屋だと伝えるなら、補助的なワードを入れますか。

御句で寅さんシリーズのタイトルの一つを思い出しましたので、それで一句作りました。

・寅さんの「あじさいの恋」あゝとらや

これは俳句の本筋としては、季語が季語の役目をしていないとか、「」はダメよとかあると思いますが、その辺はご勘弁ください。シリーズ第28作「男はつらいよ 寅次郎あじさいの花」のことで、マドンナはいしだあゆみさん。陶芸家の家のお手伝いさんでしたっけ?寅さんの中でも好きな作品です。

おっと、寅さんのことばかりごめんなさい!また聞かせてくださいね。

点数: 5

「車椅子母には大き夏帽子」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 車椅子母には大き夏帽子

やすさん、こんにちは。
御句拝読しました。お母様への愛情が感じられる佳句ですね。
私もこんなことがありましたよ。普通歩きからゆっくり歩き、シルバーカーそして車椅子と、よく散歩しました。母は帽子がオシャレの一つだったようで、必ず被りましたね。もちろん夏は、日除けの意味が大きかったですが。

さて御句ですが、このままいただこうと思ったのですが、ふと、もしかしたら、コメントがなかったら、「母親は車椅子だから、大きい帽子(つばの広がった、という意味)にしてあげないと暑くてまぶしいだろう」という句意に取られるかもと思いました。
それはそれで悪くないとも思いましたが、ご本人の意図通りにするにはどうしたらいいか考えました。

その結果、次のようなのが浮かびました。

・車椅子の母にチョコンと夏帽子

いやこれは違うな。被らせ易いほど大きいという意味ですが、帽子が小さいとも読める。

・車椅子の母には合わぬ夏帽子

これでは「似合わない」みたいだし、そもそも小さくて入らないみたいか?

そうだ!

・車椅子の母にはゆるき夏帽子

これでどうでしょう?
いずれも上の句は「車椅子の」としてみました。
でも騒いだ割にはあまり良くもなっていませんかね。
まあ、頑張ったんだぞ!と思ってもらえば(笑)。

お母様お大切に!

点数: 5

なおじいさんの俳句添削依頼

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