俳句添削道場(投句と批評)

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手拭いの農婦草刈る花野かな

作者 こま爺  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

手拭いをかぶる農婦は今時見かけることはないでしょうね。花野は実際は菜園です。

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「手拭いの農婦草刈る花野かな」の批評

回答者 卓鐘

こんばんわ

言うか言わぬかずっと迷っていたのですが、このままだと僕自身がもやもやするので言います。

こま爺さんは、頭で作句されてませんか?いやもちろん頭で作るんですが、なんというか作者の実感のようなものが句やリズムから感じられないことが多いんですよね。

作者の実感の描写によって詩って生まれると思うのです。なにも見たことだけしか詠むなと言っているのではなく、想像でも空想でもそこにありありと感じたものを描写できているか。

いろいろ初心者向けの指南はたくさんあるけど、それを回避すればいいというものではなく、あくまで失敗しやすいというだけ。

御句も季語に向き合ってない(脳内や映像であっても)ように思えてならないのです。なんとなく草花が生えた野のイメージから田舎の光景を思っただけといいますか。だれもあとのつけていない原野に咲く花野の光景ではないような。

この句の主役は花野ではなく、手ぬぐいの農夫になっていると思います。それは技術的にかなをつければそれが主役になるという単純な話ではなくて、句から読み取れる感慨が、そこなので。

偉そうにすみません。俳句を理屈や技術だけで取り組んでたらもったいないなぁという余計なおせっかいでした。

句の評価:
★★★★★

点数: 7

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「手拭いの農婦草刈る花野かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こま爺さん、こんにちは。
再訪です。
拙句「花野ゆく」にコメント有難うございました。

私の、御句の季重なりへのコメントに対するご返信ですが「主役が明確で二つの季語が邪魔しあってなければ、季重なりも問題ないと理解しています」とのこと、確かにその通りだと思います。

それではこま爺さんは、御句がそうであるとお思いでしょうか。

ご存知と思いますが、「草刈り」は雑草取りではありません。ある目的を持って草を刈ることです。典型的なのは牛馬の牧草の確保です。
私は、手拭いの農婦が花野で機械を使って牧草を刈っているとは想像できませんでした。花野の手入れの係のような女性が、雑草を抜いている姿を想像しました。
それであれば「草取る」ですが、あの時はちょっと急いでいたのでそこまで申し上げる余裕がありませんで失礼しました。
ちなみに「草取る」も季語です。

先ほどは提案句を置かせていただきませんでしたが、例えば、

・手拭いの農婦の八重歯花野かな

ずっとうつむいて作業をしていた農婦が、何かの折に顔をあげて少し微笑んだ様子をとらえました。

ただ、もし、こま爺さんが、手拭いの農婦が草刈機をグワングワン言わせて草を刈っている景色を花野と合わせてお詠みであれば、このコメント前半の偉そうな口調をお許しください。
よろしくお願いします。

点数: 5

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「手拭いの農婦草刈る花野かな」の批評

回答者 なおじい

句の評価:
★★★★★

こま爺さん、こんにちは。
御句拝読しました。
光景は鮮やかに浮かぶのですが、「草刈る」が夏の季語ではないかと思うのですよ。

取り急ぎそれだけで失礼します。

点数: 2

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「手拭いの農婦草刈る花野かな」の批評

回答者 負乗

句の評価:
★★★★★

こま爺様、こんばんは。
お世話になります。

季重なりの問題はあるにしても、
一読、草の匂いがしてきました。
「手拭いの農婦」も、かなりぶっきらぼうな措辞ですが、映像が浮かびますね。
「花野」も、活きているかなと思いました。

また宜しくお願いします。

点数: 1

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