俳句添削道場(投句と批評)

なおじいさんの添削最新の投稿順の3ページ目

「船上の風薫る大阪はパリ」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 船上の風薫る大阪はパリ

負乗さん、こんにちは。ご無沙汰してしまい、すみません。
御句拝読しました。負乗さんらしい、ユニークな句ですね!私も2週間ほど前に大阪日帰り出張してきました。そして、ものすごく久しぶりになんばを歩きました。驚いたのは、大阪球場がなくなってショッピングストリートのようになっていて、でも、ピッチャーのプレートとホームのあったところはモニュメント的に残してあるのですよ。すごくいいアイディアだと思いました。

ごめんなさい、余談が過ぎました。

御句、もし、船に強いこだわりがないようでしたら、「船上」を外してはどうかと。というのは船上はインパクトが強いので、なぜ船?船の上で何かが?船から見た風景?とかに気持ちが行きそうだからです。もちろんそれも面白いのですが、私はその分の音数を使って、そのフランス人さんがおっしゃった言葉のように詠んでみたいと思いました。

・大阪は巴里のやうだと風薫る

旧仮名遣いにしなくてもいいですかね。

・大阪は巴里のようだと風薫る

ちょうど五輪、万博つながりですね。

点数: 2

「春深し金印よぎるひかり陰」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 春深し金印よぎるひかり陰

関とし子さん、こんにちは。初めまして。
御句拝読しました。金印の光に魅せられた、という俳句は魅力的ですねー。私は実物を見たことはなくて、歴史の教科書の写真でみたことがあるだけですが、実物をご覧になったら感動すると思います。
関さんは、もっと色々なことを盛り込みたいと。特に、金印の光の強さ、輝きのような実際の即物的な感動と、そこに込められた古代の壮大な歴史のロマンのような、この二点ですよね。
お気持ちはわかりますが、それを五七五の十七音にまとめるのは、かなり難しいと思います。一つの句は一つのテーマで、何句も詠んでみてはいかがですか?それだけの感動があれば、「金印」というタイトルで句集が出来るかもしれませんよ!

・金印の光と影や春深し

「金印」がなんのことかわかるように、「古代の」とか、「奴国の」とか、あるいは「志賀島」とか入れるのも、読み手に優しい配慮かもしれません。

・金印に古代の光薄暑かな

点数: 0

「夏霧や触れて冷たき吾子の頬」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 夏霧や触れて冷たき吾子の頬

あらちゃんさん、こんにちは。
拙句「母の日」にコメント有難うございました。とても参考になります!

御句拝読しました。夏と言えども、霧が出るような場合は、身体が冷えることもありますよね。

ちょっと気になりましたのは、一つは、そうは言っても夏の句であれば、「冷たい」という語が冬を想像させないか、という点と、「触った頬が冷たかった」という措辞が、縁起でもない場面を想起させてしまわないか?という点です(考え過ぎかもしれません)。
そこで、「冷たい」を「濡れる」というようにしてみたらどうかと考えました。

・夏の霧微笑む吾子の頬濡らす

点数: 1

「空色のリンクコーデが呼ぶ薄暑」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: 空色のリンクコーデが呼ぶ薄暑

慈雨さん、こんにちは。
拙句「母の日」にコメントおよびご提案句有難うございました。
慈雨さんは優しいなぁ。そしてなんだか、全てお見通しという感じ。まさか、①の読みをしてくださる方がいらっしゃるとは思っていませんでした。
またあらためて、自己解説させていただきますね。

御句、爽やかな句ですねー。私はリンクコーデというのを知りませんでしたが、おしゃれですね。
リンクコーデを見て夏が近づくのを知るという流れは面白いと思います。

・空色のリンクコーデに知る薄暑

でも原句もいいですよ!

点数: 1

「キャンキャンと近所の子犬捩花」の批評

回答者 なおじい

添削した俳句: キャンキャンと近所の子犬捩花

竜子さん、こんにちは。
拙句「母の日」にコメント有難うございました。それって私も迷いました。もう少し他の方々のご意見を聞いたら白状(笑)しますね。

さて御句拝読しました。すみません、捩花って、ねじばなと読むのですか?そうだとしますと、四音でリズムが良くないのですが。「ねじりばな」とは読まないらしく。

・捩花や近所の子犬キャンキャンと

点数: 2

なおじいさんの俳句添削依頼

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