「春暁や雫の気配目覚めたり」の批評
回答者 なお
東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。お気持ちはわかります。暖かくなって、早くから明るくなりますからね。
ただ、リズムがちょっと、と思いました。
これ、本当は、「雫の気配に目覚めたり」となさりたかったのではないでしょうか?でもそうすると中八になってしまう。ということで、「雫の気配目覚めたり」となさった(違っていたらごめんなさい!)。
でもそうなさったために、雫の気配で切れてしまい、三段切れっぽくなっているのと、雫の気配が目覚めたように読めてしまいます。
私は、現実問題として、さすがに雫の気配では目が覚めないのではと思いますので、
・春暁や雫の音に早や目覚め
・春暁や落ちる雫に目覚めたり
「雫の音」や「落ちる雫」は多少言葉の重複感がありますが、とりあえずこれで置かせてください。よろしくお願いします。
点数: 1
添削のお礼として、なおさんの俳句の感想を書いてください >>
いつも、親切で丁寧なアドバイスを頂きありがとうございます。
「春が待ち遠しくて、雫の気配でさえ、目覚めてしまう」
「遠足の前の晩が眠れないのと同じ様な気持ち」を詠んでみました。
よろしくお願い致します。