俳句添削道場(投句と批評)

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春暁や雫の気配目覚めたり

作者 東野 宗孝  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

いつも、親切で丁寧なアドバイスを頂きありがとうございます。

「春が待ち遠しくて、雫の気配でさえ、目覚めてしまう」
「遠足の前の晩が眠れないのと同じ様な気持ち」を詠んでみました。

よろしくお願い致します。

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「春暁や雫の気配目覚めたり」の批評

回答者 なお

東野宗孝さん、こんにちは。
御句拝読しました。お気持ちはわかります。暖かくなって、早くから明るくなりますからね。
ただ、リズムがちょっと、と思いました。
これ、本当は、「雫の気配に目覚めたり」となさりたかったのではないでしょうか?でもそうすると中八になってしまう。ということで、「雫の気配目覚めたり」となさった(違っていたらごめんなさい!)。
でもそうなさったために、雫の気配で切れてしまい、三段切れっぽくなっているのと、雫の気配が目覚めたように読めてしまいます。
私は、現実問題として、さすがに雫の気配では目が覚めないのではと思いますので、

・春暁や雫の音に早や目覚め
・春暁や落ちる雫に目覚めたり

「雫の音」や「落ちる雫」は多少言葉の重複感がありますが、とりあえずこれで置かせてください。よろしくお願いします。

句の評価:
★★★★★

点数: 1

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添削対象の句『春暁や雫の気配目覚めたり』 作者: 東野 宗孝
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