俳句添削道場(投句と批評)

なおさんの添削最新の投稿順の1086ページ目

「菊の香や遠き記憶の蓋を開け」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 菊の香や遠き記憶の蓋を開け

もんなさん、こんにちは。
再々訪です。
お尋ねの件です。
季語を想像させるような言葉は=季語となるのでしょうか?
必ずしも歳時記の季語を使わなくでもよいのでしょうか?」

すみません、正直言ってよくわかりません。わからないからこそ、今回の拙句の問いかけになったわけです。

例えば、「秋子」という名前が秋の季語でないことは誰でもわかりますよね。しかし、

・この時季に生まれしゆえの秋子かな

とかだとどうなのか。無季?いや、「この時季」で秋でしょう?わかりません。

あと、歳時記に載っていないと季語ではないか?これもわかりません。出版元によって違いがあるようですし、時代とともに増えたりしますからね。でも、歳時記に載っている季語の、地方での呼び名とかはあると思いますし、それは季語だと思いますよ。

私としては、今回の「彼の国」の句は別として、歳時記に載っている季語を使うようにしており、他の方々の句にコメントするのも歳時記を拠り所としています。

メンバーの皆さんへ、このもんなさんのお問いかけに対してお答えいただける方はよろしくお願いします。

点数: 1

「柿剥くや衛星回るごとく剥く」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 柿剥くや衛星回るごとく剥く

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。面白い句ですね!
先にいいコメントが出ているので控えめに…(笑)。
上五の「剥く」を最後にもう一度繰り返しておられる、ここがこの句のポイントですよね。

ここをいじると、また負乗さんに「台無しにした!」と怒られそう(笑)。でもいじらせてください(笑)。

・柿を剥く地球を月の回るごと

なぜ、怒られることを承知で(笑)、こんなことを言い出したかと言いますと、「衛星」が人工衛星のようにとらえられないか、と思いまして。

人工衛星って、なんとなく日本の上だけにいるようなイメージなので(間違っている?)、もう、具体的に言ってしまいました。

この場合の「月」は季語扱いではないということで。

「台無し〜」のお言葉、覚悟してます(笑)!

点数: 1

「来るものも立ちゆくものも秋の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 来るものも立ちゆくものも秋の空

竜子さん、こんにちは。
御句拝読しました。
こま爺さんの「雲」も、感じさんの「人」もいいと思います。
そこで私はなぜ、竜子さんが「もの」となさったか考えてみました。竜子さんはおそらく「万物」という概念から、「もの」となさったのではと。でも「物」としてしまうとなんとも無機質すぎるのでひらがなにしたのかなと。
実は私は初読では、「もの」を「者」と読み替えて提案しようと思っていました。これだともう、「人」と同じようではありますが、一応これで置かせていただきます。

・来る者もゆく者もゐて秋の空

この「ゐ」が正しいかどうかわかりませんが、使ってみたかったので…。
よろしくお願いします。

点数: 1

「じゃあまたねは最期のことば秋の空」の批評

回答者 なお

添削した俳句: じゃあまたねは最期のことば秋の空

おかえさきさん、こんにちは。
御句拝読しました。

悲しい句ですね。こういう句にはあまりあーだこーだとお伝えしたくないのですが、道場にご投句がありましたので、コメントさせていただきます。

「最期」は死に際のことですので、亡くなったご本人のことです。その場に立ち会った方のお言葉には不向きです。

ですから本句は、「じゃあまたね」とおっしゃったのが亡くなったご友人であれば問題ないと思いますが、さきさんがおっしゃったということであれば、私は違うと思います。すみません。

・じゃあまたね別れの言葉秋の空
・手を合わせそれじゃまたねと秋の空

点数: 2

「柿ひとつ尿とぶ距離のみじかかな」の批評

回答者 なお

添削した俳句: 柿ひとつ尿とぶ距離のみじかかな

感じさん、こんにちは。
御句拝読しました。
「尿とぶ距離が短い」、男として切ないですね。わかりますよ。若い頃は・・・、いや、やめときましょう(笑)。

私も「みじか」に「かな」はちょっと違和感がありました。これが形容動詞ならそれほどでもないと思いますが。

提案句は、「みじかかな」の読み替えと、あと、私の鑑賞から柿を熟れさせてしまいましたが、句意から離れたり、あるいは近くなりすぎたりしたら申し訳ありません。

・柿熟れて尿とぶ距離の僅かかな

点数: 2

なおさんの俳句添削依頼

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