「布団では明日のことなぞ知るものか」の批評
回答者 なお
添削した俳句: 布団では明日のことなぞ知るものか
いるかさん、こんにちは。
拙句「古民家」にコメントおよびご提案句を有難うございました。「古民家に昭和を聞く」、いいですねー。ガス瞬間湯沸かし器の火の点く音、玄関がガラガラ開く音、黒電話が鳴る音、柱時計が時刻を刻む音…、みんな懐かしいです!
その古民家では、もちろんこのような音は聞けませんでしたが、目をつぶれば聞こえてきたかもしれませんね。「偲ぶ」よりクッキリします!有難うございます!
さて御句拝読しました。私は初読では、何かすごく怒っていらっしゃるのかと思いました。もしかして、季語の布団になんか八つ当たりしている?それならちょっと、お声をかけて差し上げないとと思いました。
拝読しますと、要するに、布団に入るともう、「明日のことなんて考えない!」ということですね。
私は、仕事とかで何か気になることがあった時には、今日のことばかり思い出されたり悔やまれたりして、とにかく明日だ!今日のことを悔やんでも仕方ない。明日を楽しみに、今日はもう寝よう!と考えます。
その点からすると、御句はちょっと逆な気がしましたので、少し戸惑っていました。
ですから布団も、怒って、かけていないのかと。蹴飛ばしたり(笑)。
もし、「もう、今日のことは忘れて、明日のために寝よう!いい夢見よう!おやすみ♡💤」というような意味であれば、
・明日は明日今日の終わりの布団かな
・布団かけ今日はさよならまた明日
こんな感じでいかがでしょうか?
よろしくお願いします。
点数: 0