「鋭角に切りたる梨を砥部の鉢」の批評
回答者 大江深夜
添削した俳句: 鋭角に切りたる梨を砥部の鉢
どうもこんにちは。
(悩みどころ)
・薄めに切った(スライスという意味ではない)梨を表すのに「鋭角に切りたる梨」は妥当か。「薄き梨」だとスライスされたように、あるいは貧相に見え、「鋭角の梨」だと抽象的過ぎるかと思い音数を費やした。
鋭角に切った梨であれ鈍角に切った梨であれ読者には形状が伝わりづらい表現かと思います。
・「砥部の鉢」に対する認識は地元民バイアスか。そもそも砥部焼と伝わるか。
度焼物の種類ではないかと読者はある程度想像するでしょうしこの添削道場の方達ならネットで検索すると思います。
・特に狙った句意でもないので、句またがりもさせることなくきっちり定型に収めたい。
「鋭角に切った」が掴み所がないため期待には添えません。申し訳ありません。
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