「如月の東京やけに透きとほる」の批評
回答者 イサク
こんにちは。
互選が苦手な私も、自戒を込めながらのコメントです。
俳句勉強数か月~一年目、ぐらいの方に多そうな句ですね。
「語っているつもりになって、伝わらない。あまり映像が描写できていない」句だと思います。
何が透き通っているのか?ぼんやりしています。
実感、とコメントにありますが、【一か月間ずっとすきとおっていた】ということをどうしても言いたいならば季語「如月」など映像のない季語で已む無し。
ですが、そう言いたいわけでもないでしょう。
とすれば、「今日・今の東京はやけにすきとおっている」という実感でしょうから、季語はもっと受け手に伝わるものが斡旋可能でしょうね。
「やけに」も心情を説明する説明的副詞で、あまり効いていない上に音数合わせに見えます。
季語と、「やけに」の置き換えで、「何が透き通っているのか」の受け手側の想像がもう少し膨らみそうですね。
点数: 1
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実感をそのまま言っただけの句。2つのネットに出してどちらにも無点句となった。