俳句添削道場(投句と批評)

卓鐘さんの添削投稿の古い順の4ページ目

更衣の手より去年の波の音

回答者 卓鐘

添削した俳句: 波音が手に伝はりぬ更衣

ちょっと状況がわからないかなぁと。波音が手に伝わるってどういうことだろうか?と考えましたが、衣更の服を畳んでいるとかこの記憶が思い出され、海の波の音が感じられるようだったってことでしょうか。

「衣更と海」「音が手に伝わる」と二重にひねった表現なので読者を置き去りにしてしまっているかと。。
また、完了の助動詞「ぬ」がさらにわかりにくくなっていて、伝わってきたなぁと今の感触じゃないので混乱してしまいます。

海の記憶が、衣更でたたんでいる手から伝わってくるようだ。(意図と違ったらすいません。)がわかるように書いた方が良いかと思います。

点数: 1

ごきぶりの動いてをるが寝るとする

回答者 卓鐘

添削した俳句: ごきぶりのまだ動きしが寝るとする

「し」は過去だけど「まだ」は今なのでおかしい気が。。
また「が」もパッと逆接の接続助詞とわかりにくく。(格助詞の「が」に見える)
文語:動きたるが 口語:動いているが
としないとで意味が通りませんが、字余りになる。まだを諦めましょう。
文語にしたかったら、下五は、「寝るとせむ」になります

点数: 0

「ごきぶりのまだ動きしが寝るとする」の批評

回答者 卓鐘

添削した俳句: ごきぶりのまだ動きしが寝るとする

秋沙美さん、私の句も添削してくださった熟練の方だったんですね。
私の知らない、文法もあるのだろうか不安になってきました(笑)

点数: 0

死火山の今は静かに雲の峰

回答者 卓鐘

添削した俳句: 火の山の今は静かに雲の峰

いいですね。火山に対する恐ろしさと悠然とした雲の峰の取り合わせはベタといえばベタですが、雄大な光景だと思います。

「火の山」が「火山」のことだろうと思いますが、少し強引かと思います。「火の山」という山もありますし、火事になった山ともとれます。
「死火山」としてみました。こうすると死の字のイメージが雲の峰にも奥行きを与えるかもしれません。ただ、今はが「過去」との対比になって句意が変わってくるので「火山湖の」としてもいいかもしれません。そうすると視線が上だけでなく広がりは出てきます。

点数: 0

紫陽花の青深みゆく鎌倉の夜

回答者 卓鐘

添削した俳句: 紫陽花の青の今年も深き青

いいと思います。明月院ブルーみて、驚きました。恥ずかしながら、紫陽花の名所と知らなかった。

「紫陽花の青や今年も深き青」くらいで、キレを入れてリズムを良くしようと思いましたがこれは、明月院の紫陽花の感動を読みたくなった!句意は変わり改作になっちゃいますが、観光地のイメージによるとベタになるし、、、そこで調べると、日毎に青が深んでいくそうなので、例句

点数: 0

卓鐘さんの俳句添削依頼

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