俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削得点の低い順の6ページ目

湧き上がるマグマのごときイチゴパフェ

回答者 小西晴菜

添削した俳句: こみ上げし岩漿のごとイチゴパフェ

卯筒さま、はじめまして。批評、添削などおこがましい初心者ですが、自分が同じ場面に遭遇したらどう感じるか、と考えました。パフェの形状を岩漿の比喩で表しておられる点がとても面白いですね。でも、食べものを前にして「こみ上げる」というと、「こんな大きいパフェ、食えるかよ」と困惑している感じ。「スイーツは別腹」派の私ならば、パフェの形状に比例して、マグマのような食欲と至福の喜びが湧き上がってくると思いました。

点数: 1

「窓覆う糸瓜に花の十四五六」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 窓覆う糸瓜に花の十四五六

イサク様、いつも、拙句に丁寧なアドバイスをありがとうございます!「花火」がそんなにも難題だとは知りませんでした。そういったことを教えていただけるのも、添削道場ならではと、感謝しております。さらに、色々な句に接して勉強したいと思います。
さて、御句ですが、「窓覆う」ということは、気温抑制のいわゆるグリーンカーテンですよね。蔓が伸びて本来の目的はすでに果たしていて、花はともかく、そのあとの実が食べられるわけでもなく、どうしたものかと思案中、といったところでしょうか。初見、下五の数のカウントはどんな意図かな?と思いましたが、「このあと、あの大きな実がいくつできるんだろう。」と花を数えて、14、15、おやおやまだあるぞ、と。糸瓜の実が16個もぶら下がっている様子が想像され、「持て余す」とはっきり述べるより、ずっと「持て余す」感じが伝わってきます。

点数: 1

花無くも色濃き夏草父に似て

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 夏草や花実咲かねど色は濃く

なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。拙句「大輪と」の提案句を二つもいただき恐縮しております。花火大会中止の句ですが「がっかり、残念」を強調するより、花火の綺麗さや楽しさを表したいと思ったのですが、わかりにくいコメントになってしまいました。にもかかわらず、句意を尊重して詠んでくださりありがとうございます。
さて、御句ですが、初見で、亡き父を思い出してしまいました。もちろん無冠無名の一庶民ですが、他人には絶対媚びない、嫌われても自分を通す、良くも悪くも個性と生命力の強い人で、昭和・平成を生き抜き、最期は大往生でした。
いつも、作者の意図を尊重してくださるなおじい様の姿勢に反して、自分勝手な改ざん、故人に免じてお許しください。

点数: 1

「藍浴衣箪笥に君もしまひけり」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 藍浴衣箪笥に君もしまひけり

げばげば様。拙句「朝顔の」「白桃や」に丁寧なアドバイスをありがとうございます。
テレビ番組で上野選手が「福島で初戦を戦う意味を深く受け止めている」と発言されたのを聞いてから、五輪とソフトボールと福島と桃が、ごちゃ混ぜで頭に残っていました。で、試合を見て、やったー!とばかりに投句しましたが、げばげば様のご指摘通り、中七をより具体的にすれば、もっと世界が広がりますね。 
さて、御句ですが、猟奇、監禁の評もありましたが、私はむしろ下五「しまひけり」が気になりました。大好きな君を横取りされないように保管したいなら、願望の「しまいたし」だろうから、夏の素敵な思い出は浴衣と一緒に残したいけど、「君」本体(失礼⁈)はもう要らない、お終い、っていう女性の本音かも。いや、それとも、敢えて封印して断ち切らねばならない禁断の関係⁈、などと大いに妄想を楽しませていただきました。
さらに数日後、「一方通行」の句を拝見した時には、ドラマの続きのような気がして、えー、いったい「夏の果て」に何があったのー!いったい何の覚悟なのー?と妄想が拡大というか、暴走しました。

点数: 1

「渋谷路上置き去られたるパイナポー」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 渋谷路上置き去られたるパイナポー

イサク様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
拙句「朝顔の」の季語に関するご指摘、拝読してすぐにはピンとこなかったのですが、何度か読み直して、重要な事に気づきました。私は「夏休み」のお題で「宿題」、「観察日記」と考え、季語「朝顔」の句を詠んでいるつもりでしたが、いつのまにか「観察日記」が季語であるかのような感覚になっていたと思います。字面には「朝顔」とあるが、景の中に無いということ、実感として、よくわかりました。
やはり自分ひとりで俳句に取り組んでいたら、こんなことには気づけず、独りよがりに陥ることと思います。イサク様のアドバイスにあらためて感謝いたします。
さて、御句ですが、渋谷には行ったことがなく、繫華街のイメージだけしかありません。でも、「パイナポー」とは、日本でいうところの「パイナップル」ではなくて、
正しい英語の発音ですよね。それが、繫華街で置き去りということは、海外から来られて、飲食業や風俗業などで苦労されている方々の象徴でしょうか。コロナ禍で失業しても保障などもままならず・・・というような。見当違いの解釈、ご容赦ください。

点数: 1

小西晴菜さんの俳句添削依頼

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