俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削得点の高い順の4ページ目

「淋しくば月見ろ俺も見てるから」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 淋しくば月見ろ俺も見てるから

なおじい様。いつも拙句に丁寧なアドバイスをありがとうございます。
御句を拝読してすぐ、私は「つらい時は、風に向かって俺の名前を呼べ」というフーテンの寅さんのセリフを思い出しました。
自分の人生は、自分で生きるしかないものだけれど、どこにいても、気持ちはともにあるよ、というストレートなメッセージですよね。
ズン、と心に響きました。

点数: 2

秋桜やここから始まる君と始める

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 部屋選びコスモスだけで即決す

なおじい様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
掲句、添削でも提案でもありません。あまりにも素敵なエピソードなので、「ふーん」などと言ってすませられず、僭越ながら、当時のなおじい青年に成り代わって、一句詠んでしまいました。字余り、三段切れ、代名詞、不備は自覚しております。
新生活のスタートで春のような内容ですが、山口百恵さんの歌で、秋桜といえば結婚というイメージも定着していますよね。
若き日の奥様が、お母様(「菊供ふ」の句の)に、新居を決めた理由を報告したら、あの歌のように、「その人なら、苦労はしても、笑い話に時が変えるよ。心配いらない」とおっしゃったことでしょうね。
ご無礼お許しください。これからも素敵な句をよろしくお願いします、三浦友和さま、あ、違った、なおじい様。

点数: 2

純喫茶義父と見つけし敬老日

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 純喫茶求めありくや敬老日

げばげば様。いつも拙句に丁寧なアドバイスをありがとうございます。
心温まる素敵な思い出ですね。
私も5月に純喫茶に関する句「常連のツバメ来し純喫茶たたむ」(音数が雑ですね)を投稿し、いろいろご指導いただいたんですが、ほんとに、少なくなってるんですよね、純喫茶。「純喫茶」という語自体がノスタルジックというか。
それだけに、読者としては、「求め歩いた結果、ベストの純喫茶を見つけた」「それは嫁から舅への敬老の日のプレゼント」という2点が、句の中にないのが残念で。
微妙にニュアンスが変わって申し訳ありません。
見つけた純喫茶、マスターは白髪、蝶ネクタイ、ベスト姿かなあ、とか、BGMはスタンダードジャズかも、とか、いやクラシックかな。少なくとも、丁寧に淹れたコーヒーが絶品のはず。健脚のお義父さんなら敬老の日が過ぎたあとに、再度訪れて、コーヒーを楽しまれたことでしょうね。

点数: 2

十七夜落雁ひとつほろほろり

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 十七夜食む落雁やほろほろり

卯筒さま。いつも楽しみに拝読させていただいております。
御句「十七夜」、素敵な句ですね。月を眺め、落雁(名前からして優雅なお菓子!)をいただいて過ごす豊かなひと時。
他の方のコメントと重複して恐縮ですが、
優雅な情景だけに、やはり「食む」に違和感を覚えました。「食む」は、単に「食べる」の言い換えではなく、「しっかり噛んで咀嚼する」イメージが強いので、お菓子やおつまみには合わない気がします。
ましてや、「ほろほろり」の上品な食感には似つかわしくないような。
なおじい様が、落雁は食べ物だから、ということで「食む」の省略を提案しておられました。とすれば、「口」も省略可能では、と思い、「ほろほろり」の上品さを損ねない語と考えて、「ひとつ」を入れてみました。
不本意に感じられたら申し訳ありません。

点数: 2

「アドバルーンなき月曜の秋の空」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: アドバルーンなき月曜の秋の空

げばげば様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。拙句「女郎花」にもコメントありがとうございました。
「女郎」の語ひとつとっても、持つイメージが様々ですね。私は「薄幸」「貧困」「退廃」といったマイナス面が先立ち、げばげばさんが指摘されていた「美を輝かせて生きる」といったところには考えが及びませんでした。もっと、柔軟な感性を身につけたいものだと痛感し、大いに学ばせていただきました。
さて、御句は、目前に無いアドバルーンを表すことで、過去の賑わいと現在の静けさの両方を伝える、奥行きのある作品ですね。「曜日」が入ることが、読み手の想像を広げてくれます。
常にチャレンジャーのげばげばさん、これからもまた多彩な作品をお願いします。

点数: 2

小西晴菜さんの俳句添削依頼

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