俳句添削道場(投句と批評)

小西晴菜さんの添削最新の投稿順の4ページ目

「歯の抜けし数を競ひて春隣」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 歯の抜けし数を競ひて春隣

はや様、お久しぶりです。今年もよろしくお願いします。
御句、微笑ましい光景ですね。
そもそも、小さな子が抜けた歯を自慢するのは、季節は関係ないんだけど「春隣」を季語として選ばれたことが、とても効果を上げていると思います。
「もうすぐ年長さん!」「もうすぐ1年生!」とか「ランドセル、何色?」なんてワクワク感あふれる会話が聞こえてきそうです。

点数: 2

「疫去らぬ阪神淡路震災忌」の批評

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 疫去らぬ阪神淡路震災忌

なおじい様。
拙句「ばあばなら」「高枝のカイト」「やかんの余熱」へアドバイスをありがとうございます。なかなか返信できず申し訳ありません。拙い表現でも、丁寧に句意を拾ってくださることに、いつも感謝しております。
もちろん私は、雪かきの経験はありません。でも、なおじい様の提案のように、豪雪地帯の方が詠んだ句、と思って鑑賞すると、すごい説得力ですね。コーヒーカップ洗ったくらいで何?と、ちょっと恥ずかしい気がしました(苦笑)。
 さて御句、私は阪神淡路大震災で実家が半壊し、数日ながら避難所生活も経験したので、何とか一句と思いつつ、結局一夜明けてしまいました。でも、なおじい様が「震災忌」を詠んでくださり、本当に有り難いです。
 やっと····の駄句ですが、幕内十一枚目、淡路島出身の力士、照強さんのことを詠んでみました。六千数百人の命を奪った震災ですが、当日厳しい状況の中で誕生した赤ちゃんもおられ、そのうちのひとりが照強関です。入幕3年目、震災忌当日の白星はまだですが、地元では復興のシンボルのような希望の存在です。
  震災忌黒星なんの照強

点数: 1

ゆきやゆき膝に子ぶたのアップリケ

回答者 小西晴菜

添削した俳句: かざはなやひざにこぶたのあつぷりけ

げばげば様。いつも丁寧なアドバイスをありがとうございます。
なかなか返信できず申し訳ありません。拙句「やかんの余熱」の添削句の「冬の月」気に入りました。季語「霜夜」を私はただ寒い夜、の意味にしか使えてなかったので「月」とすることで句のイメージが豊かに拡がりました。
さて、御句、私も子どもの登場する句が好きで、ひらがなをうまく使えるようになりたいと思っているので、大変興味深く拝読しました。
「膝のアップリケ」で、幼児が雪を見つけたことは解るので、コメント中の言葉をいただき、ひらがなは、あえて上五だけにしてみました。
ここまで考えたら、童謡の「犬は喜び庭駆け回る」を思い出し、子ぶたちゃんから犬に交代させたくなってしまいました。
 ゆきやゆきデニムの膝のスヌーピー
せっかくの佳句をいじり過ぎました。申し訳ありません。

点数: 1

にっこりと今朝は手摺に雪だるま

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 初雪や手摺にちょこんと雪だるま

はじめまして、べいらふまにっく様。
小西と申します。
各地で異例の大雪だったようですね。
私は関西在住なんですが、今回は雪に出逢えませんでした。

御句、とても素敵な情景ですね。
季重なりは諸先輩方のご指摘通り。
誰かが初雪に感動して小さな雪だるまを作ったのだから、たまにしか雪に逢えない地域でしょうか。
そして、朝出勤したら、階段の手摺に、普段は見ることのない、ちょこんとした雪だるまを見つけたんですよね。
実景の雪だるまは顔無しだったかも知れません。でも、雪だるまを作った人と、べいらふまにっく様はきっと笑顔だったはず。御句を拝読した私も思わず笑顔になりました。
そこで、上五「にっこりと」とさせていただきました。
わずかなりとも、ご参考になれば幸いです。

点数: 1

初雪や優しきわれに出逢ふ朝

回答者 小西晴菜

添削した俳句: 寒に慣れ優しい人に出逢うより

堀籠美雪さま。はじめまして。小西と申します。
御句も、コメントに書いておられたCMのフレーズも、とても素敵だなぁと思ったので、添削というより、感想句というか、思い浮かんだ句を投稿させていただきました。
「優しさ」って難しいですよね。人の親切を不愉快に感じてしまう時があったり、厳しい言葉に優しさを感じたり····。
だから、雪とか花とか自然の力に助けてもらって自分の優しさを確かめられたら良いのかな、と思います。
句意がずれてしまって申し訳ありません。

点数: 1

小西晴菜さんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

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