俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の7ページ目

今朝残暑毒虫になる吾の顔

回答者 イサク

添削した俳句: 残暑なほ今朝毒虫に変身す

こんばんは。

私の意見としては
『禁止などはありませんが著作権にくれぐれも注意しましょう』
ぐらいですかね・・・
特に外国文学は、翻訳者さんが存在するので要注意です。
(そういえば前に「戦争は女の顔をしていない」は俳句か?という話がありましたが、翻訳者さんは日本人ですし、俳句的な五七五を狙ったのではないかと勝手に妄想しています)

御句、とりあわせの挑戦心は認めますが狙いすぎ感が拭えませんね・・・
主語がないときは自分、というのが俳句の場合は一般的ですが、御句の場合は「誰が」毒虫になったかわからず、ただの引用で終わっているように感じます。
「毒虫に変身するくらい残暑」ぐらいの方がわかりやすくて良いかもです。
(この「元の句の方が評価高い」パターンが(私も)多いですが、このサイトは実験的な表現の意見が聞ける貴重なサイトですので、くじけずいきましょう)

点数: 4

死神に蝋燭消されさうな秋

回答者 イサク

添削した俳句: 死神のさげの蝋燭消えて秋

こんばんは。

落語と米津、やろうとしていることはハートを直撃なのですが・・・

やりたいことが多すぎて句全体が説明です。
「死神のさげの蝋燭」これが全部説明です。

「落語のワンシーン(なおかつ噺の中でも異世界)」「実景に落とし込もうとしていない」「【サゲ】という用語は通じるかどうか?」ので、
「アジャラカモクレンテケレッツの蝋燭消えて秋」ぐらい弾けていただいた方がいいかも。

点数: 4

「風鈴や四方柾目の将棋盤」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 風鈴や四方柾目の将棋盤

こんばんは。

単に「立派な品だ」「高級品だ」という将棋盤に「風鈴や」という季語をつけただけのように見えてしまいそうですが、どうなんでしょう?

点数: 4

「夏旅や台湾グルメに大会議」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 夏旅や台湾グルメに大会議

こんばんは。

友也様は繊細で素直な人だと思うのですよね。コメントが付かないと悩んでみたり、他人のアドバイスをそのまま実践してみたり。
その受け取る側の感受性を、アウトプット(俳句)に生かせる技術が身に付けば、友也様なりの素晴らしい俳句が詠めるようになると思います。
なんでもそうですが、俳句もできるまで継続したら勝ちなところありますから。

と言いつつ私の習性で厳しめの意見なのですが、
友也様は俳句十七音に「モノ」を並列でいっぱい並べてしまう癖がありますよね。最近の句でも「カジノ」&「世界遺産」&季語「氷菓」、季語「宵涼し」&「ネオン」&「女人街」、「クルーズ」&季語「夕焼け」&「歌謡ショー」など・・・
この句でも「夏旅」&「台湾グルメ」に「大会議」どんな風景を頭の中に描いたらいいかわからなくなっています。大会議場で台湾グルメを食べたような。

よく言われる言い方では、俳句は十七音しかないので、「季語」+「もうひとつの要素」を主役に絞って、あとの音数はその「季語」「もうひとつの要素」を描写するようにしていくのが良いと言われています。
欲張っていろいろなものを入れすぎると、結局何が言いたい(俳句なので「見せたい」)かがわからなくなってしまいがちです。

たとえば主役を「夏旅」+「台湾グルメ」にして
夏旅の台湾グルメ〇〇〇〇〇(○○は台湾グルメを描写するような五音)
⇒夏旅や台湾グルメ食べ過ぎて
⇒台湾にグルメありけり夏の旅

たとえば主役を「夏旅」+「大会議」にするならば
・・・このまま「大会議」では詩になりにくそう。もっと具体的に
⇒台湾に朋友集い夏の旅

「夏旅」+「台北」で
⇒台北の夜は明るし夏の旅

「夏旅」+「故宮博物院」で
⇒夏旅の故宮博物院しずか

などなど。まずは練習として、俳句で映像を出したい焦点を絞ってみてください。
いっぱい「モノ」を入れると、それだけ散漫になりがちです。

点数: 4

「また明日朝から会議渡り鳥」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: また明日朝から会議渡り鳥

おはようございます。

この句をコメントの意味に寄せようとするなら、「多忙」よりも「会議」を入れたのは良かったと思います。

ただ「また」「明日」「朝から」と気持ちの説明の言葉の三連発、ですね。「忙しい」という気持ちを説明したくて仕方ない気持ちを感じます。
そのせいで、リズムの三段切れ感も出ております・・・

どれか説明の言葉をやめたいですね。
たとえば
「また明日会議」で忙しさを感じさせて「朝から」を想像させるか、
「明日朝の会議」で忙しさを感じさせて「今日も会議があった」ことは受け手に委ねるか、
「明日」と「朝」はどっちかでいいかも?とか。

私ならば「物」に寄せて、あとは受け手に託します。受け手によって句意が変わりますが・・・

・読み急ぐ明日の資料や渡り鳥

点数: 4

イサクさんの俳句添削依頼

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