俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の5ページ目

「布団干すベートーヴェンを聴きながら」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 布団干すベートーヴェンを聴きながら

こんばんは。

この句はできている句ですね。
作者様がこれでよければ、このまま手直しするところはなさそうです。

どこかの選に入ろうとするならば下五「聞きながら」に推敲の余地があると思います。
◆「ベートーヴェン」という単語に「聞く」と述べる必要があるか?
◆「~~ながら」の叙述はそのままがベストか?
◆「聞きながら」という冗長さはこの句にとってプラスかどうか?
このあたりが推敲ポイントではないかと思います。

原句のままでも取る選者さんはいると思いますけれど。

点数: 2

「荷を畳む露店商人雪催ひ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 荷を畳む露店商人雪催ひ

こんばんは。はじめまして。

まず、コメントより。
中七『露店商人』をなんとかしたいとコメントにありますが、コメントにあるとおり「露天商」として残り二音をなんとかすればよいのでは・・と思います。あるいは「露店」+四音の方がいいアイデアは出やすいかもしれません。

たとえば、句からもコメントからも、この露店は何を売っているのかわかりません。そこに具体性を出して映像を出すなら

・荷を畳む野菜の露店雪催ひ

特定の露店ではなく、多くの露店が荷物を畳むということを言いたいのであれば、「露店を畳む」なら「荷」が省略可能です。

・一斉に畳む露店や雪催い

という感じで。

なお、原句が【雪が降りそうだから露店を畳む】という因果を感じる取り合わせで、個人的にはあまりお勧めできない組み合わせではあります。

点数: 0

「荷を胸に目をつぶる人春の昼」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 荷を胸に目をつぶる人春の昼

こんにちは。はじめまして??

「人」と他人ごとにすると、受け手の理解が遠のくようです。
「考え事か?寝ているのか?」という疑問まるごと、受け手に解釈を任せてみましょうか・・・

・荷を胸に目をつぶりをり春の昼

点数: 2

「遺伝子の鎖布団の肌に触れ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 遺伝子の鎖布団の肌に触れ

おはようございます。

独楽爺様らしい句だとは思いますが、飛びすぎてて意味がわからないかと・・

◆「鎖布団」という造語に見えてしまう点(表記の問題)
◆「布団の肌」とは何を表現したいのか?という点
以上二点を解決した上で
◆「遺伝子の鎖」は若干説明臭いかなあ・・二重螺旋構造のことですよね?
 「遺伝子」で「鎖状の構造」は想像できますので、わざわざ「鎖」を入れる必要があるかどうか?「鎖」と文字で出すことで詩が生まれればよいのですが。

「布団の肌に触れ」の意味がとれないので、提案句は採り合わせの形で受け手に託します。

・遺伝子は日本人なり掛布団

点数: 3

「水面より群れなして鳥帰るなり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 水面より群れなして鳥帰るなり

おはようございます。
褒めるのは他の方にお任せして・・

わづかに理屈に寄って作った句、と感じます。

季語「鳥帰る」は水鳥が飛び立った瞬間の季語ではない(飛び立っただけでは帰るかどうかわからないので)という点と、季語「鳥帰る」に映像を持つ鳥の多くは水鳥である点をわざわざ補強する必要はなかろう、という点から、「水面より」の一語が障るようです。

障らない五音を安直に選ぶと句がおとなしくなりすぎるのですが

・山々を群れなして鳥帰るなり

まだまだ推敲可能だと思われる句です。

・群れなして鳥帰るなり海は風

点数: 2

イサクさんの俳句添削依頼

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