俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1362ページ目

「問いかける喋るなまはげあったかい」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 問いかける喋るなまはげあったかい

こんばんは。はじめまして。

「問いかける」でもう喋っているので、「喋る」は要らないのではないでしょうか・・・
あとこの句の「あったかい」の意味が全くわかりません。
喋り方でしょうか?
喋る内容でしょうか?
それとも、なまはげを触ったらあったかいのでしょうか?
説明する必要はないですが、そのあたりを句の受け手が想像できるようにしないと、ちょっと辛いですね。五七五で十七音しかないのに、情報が足りていないのです・・・

・なまはげのなにやらあたたかき喋り

点数: 0

「道野辺を白きさざめき衣替え」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 道野辺を白きさざめき衣替え

再訪です

「さざめき」は人間の行動、ですが、

たとえば
「会話」は人間同士が話すこと、ですが、
「白き会話」と言われても、白い服を着た人は想像できない気がします。何かの比喩になってそうなことば。
ということだと思います。

点数: 0

「夏のほかお化け屋敷の名演技」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 夏のほかお化け屋敷の名演技

再訪です。
私の前のコメントの「どの句も」は、ここの「夏のほか」掲句と、ここの御本人コメント欄の句です。
全部じゃないですよ!

点数: 0

「いたいけに雨のしずくの四葩かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: いたいけに雨のしずくの四葩かな

おはようございます。

できている句だと思うのですが、二点。

◆上五「いたいけに」とあるので雨の中の風景と判断しました。
 「雨」の中で「しずく」と言うのが、若干しつこい感じがしました。
 「雨のしずくの四葩」 → 「雨の四葩」と、「しずく」を省略したら、風景は変わってしまいますか?
 もし仮に「雨上がりに残っているしずく」のことを言いたいのでしたら、「しずく」はあってよいですが「雨」は回避ですね。

◆で、上五「いたいけに」の部分。
 この句のままなら生かせていると思います(生かせている理由は、連用形で使っていて後ろにあるべき用言が省略されておりほにゃらら・・と推測してますが正解の自信がないので割愛)。
 もし他の部分を変えた時、「いたいけな(いじらしい)」は作者の感想なので、句の答えになってしまう可能性があるかと思います。ご注意を。

・いたいけに小径の雨の四葩かな

点数: 0

「梅雨寒の防音室で弾くショパン」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 梅雨寒の防音室で弾くショパン

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いいたします。

俳句としては全く問題ありません。
良いかどうか、は人によると思いますが。悪いということは全くないと思います。
どこがいい、というのはいくつか言えて
特に「弾くショパン」でわざわざ「ピアノ」と説明しなくてもわからせていることがよいと思います。

推敲してみるなら、たとえば、上五の助詞に俳句特有の「や」を入れてみて
・梅雨寒や防音室で弾くショパン
とすると、少し雰囲気が変わります。正解とかではないのですが、比べてみるとこの句は伊藤様の「の」のままの方が良いと思います。

ということで、特に直すところのない句だと思いました。

次をお待ちしています。

点数: 0

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