俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削得点の高い順の1360ページ目

「青柳を伝ふ雨滴や数寄屋橋」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 青柳を伝ふ雨滴や数寄屋橋

おはようございます。

御句、「柳」と「雨」があれば、「伝う」「沿う」ような動詞や、「滴」という単語は不要なのでは?
リズムを整えるための「捨て石」(N先生的な)はどこかで必要かもですが・・・

・ほろほろと柳に雨の数寄屋橋 (上五捨て石的なオノマトペ)

ところで俳句を始める前は「あおやぎ」と言えば寿司屋のアレで、いまだに目の前をちらつくのですが・・・そのうえ「すきやばし」とくれば、あの超高級店(入ったことなどない)「○○次郎」を思い浮かべますね・・・もしや?

点数: 0

「走り梅雨きしむ骨癒す緑かな」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 走り梅雨きしむ骨癒す緑かな

おはようございます。

そもそも季節(季語)に対して言いたいことを一句に詰め込み過ぎていますね。
それを説明しようとして季重なりになったり、中八の字余りになったり、句の全体が窮屈で報告的になったり。

コメントも二文にわかれていますね。
こういうの一句に詰め込まず、
「梅雨のような気配に節々が痛む」で一句
「雨で濃くなる草木の緑色や匂いに癒される」で一句
というようにするといいと思いますよ。

直球即吟で失礼しますが提案句。
・関節の痛む気配の走梅雨
・新緑に関節のこと忘れたり

点数: 0

「諏訪の夜の花火に散りし恋心」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 諏訪の夜の花火に散りし恋心

おはようございます。はじめまして。

意味はわかりますし、五七五はできていますし、季語も使えていますし、文法も問題なく、技術的に「ダメ」という箇所はありません。
なのでここまでの皆の意見が、一段階上の「内容・構成」について、になっています。

少し意見を足すなら、この句の主役は「花火」ではなくて「恋心」になっていて、季語「花火」が単なる風景です。「諏訪の夜の桜に散りし恋心」と「桜」に変えても似たような意味で成立してしまいます。
なので「花火」をもう少し前に出したいかな・・・

ここまで「諏訪の花火かな」で締めている提案が多いので、別の形を・・・

・諏訪花火わたしの恋のやうに消ゆ

点数: 0

「江戸村の和傘とりどり風薫る」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 江戸村の和傘とりどり風薫る

こんばんは。はじめまして。よろしくお願いします。
初心者さんでしょうか?ちょっと判断に困っています。

こちらの句は季語「風薫る」と、関係ない十二音とでうまく組み合わせてあると思います。

コメントに「上五中七の12音の詩はベタでシンプル」とありますが、あまりそうは思いませんでした。
こちらが若干「詩」を通り越して、「とりどり」まで言ってしまっては説明し過ぎであるように感じました。
もう少しシンプルであった方が、季語との組み合わせが生きるかと思います。

とはいえ、悪くない句かと思います。

点数: 0

「枝垂柳もたるる我を飲み込むか」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 枝垂柳もたるる我を飲み込むか

こんばんは。先に「江戸村」の句を見ています。

こちらの句も悪くはないと思います。
「飲み込むか」と疑問形にするよりは断定した方が良いと思いますが、とりあえずはそれぐらいでしょうか。

・枝垂柳もたるる我を飲み込みて

この句には状況説明感が若干ありますので、状況説明をいかに俳句の「詩」にしていくか、だと思います。

点数: 0

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