俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1081ページ目

あまた咲く沙羅の一輪活けにけり

回答者 イサク

添削した俳句: あまた咲く沙羅一輪を活けにけり

おはようございます。

単語の切れ目で解釈がおかしくなる(間違いではないですが・・・)ポイントがあるので、省略する助詞を変更したいです。「あまたさく沙羅一輪」 ⇒ 「あまたさく沙羅」のうちの「一輪」。

・あまた咲く沙羅の一輪活けにけり

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五月雨や母干す吾の洗濯物

回答者 イサク

添削した俳句: 五月雨は母の涙か親掛り

こんばんは。

この句、やっていることは悪くないと思います。
白南風様が狙ってやっているかわかりませんが、「母の涙か」と疑問を唱えつつ「吾の涙」という裏の意味が入ってきて、自分もこの状況を悲しんでいるという心情が見え隠れします。
それが「備中高松城」の句との違いです。あちらは言うなれば歴史への感傷に過ぎないので。

この句の大きな難点は、「雨は涙」という使い古された比喩を直喩していることです。
また、下五「親掛り」単語は悪くないですが、説明的な配置になっていますね。

「~~か」という形への頼りすぎは注意してください。この句では生きていますが、他の句は詩作としては断定した方がよいと思いました。
「五月雨は涙よ備中高松城」
「紫陽花はバーのマスターごときなり」

点数: 0

紫陽花や雨あがる六地蔵堂

回答者 イサク

添削した俳句: 六地蔵堂を囲みて濃紫陽花

こんばんは。

おそらく見たそのままの風景なのですね。
景はありますが、「囲みて」ではあまり面白くはないかも・・・

点数: 1

失恋の青唐辛子噛む奥歯

回答者 イサク

添削した俳句: 失恋や青唐辛子喰む犬歯

こんばんは。

・「喰む犬歯」とは日本語としてどこかおかしくないですか?・・・つまり「食べる犬歯」になってますよね・・・?「噛む」ではだめですか・・・?
・上五「失恋」は季語「青唐辛子~」を含む十二音にかかるパーツの一部なので、「や」で切らない方がよいのでは、と思います。
・ついでに、唐辛子を犬歯で噛むのも違和感があるので、失恋を飲み込むために奥歯まで突っ込んでみます。

ということで、提案句となります。理由は多いですが変更点はシンプルです。

点数: 1

ミスばかり抱へて帰路の夕立晴

回答者 イサク

添削した俳句: 夕立晴れ仕事でミスがあった帰路

こんばんは。

極端に説明的で推敲不足の句なのですが、意図的に置いてますか?

・中七からの「仕事でミスがあった」がまるまる説明ですね。
・句からは感情が読み取れません(三日酔いの防人様と同じ意見でしょうか?)
・「夕立晴れ」で他の十二音を説明しようとしていますか・・・?とすると負乗様の提案句のように「もう開き直った、開き直りたい」と受け取るのですが、御句の後半十二音のイメージは「ミスを引きずった帰り道」です。このズレが、感情が読み取れない原因のひとつのようです。どちらへ寄せましょうか。

・夕立や傘も鞄も重き帰路
・ミスひとつ抱へて帰路の夕立晴

点数: 1

イサクさんの俳句添削依頼

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