俳句添削道場(投句と批評)

イサクさんの添削最新の投稿順の1519ページ目

「ギチギチと鳴きて早贄新しき」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: ギチギチと鳴きて早贄新しき

おはようございます。はじめまして。

季重なり、気にするところですよね。
掲句「ギチギチと鳴きて早贄新しき」については、「鵙」を抜こうとするあまり、ちぐはぐな印象を受けます。
季重なりを避けるために季語を遠回しに言う、というのは成功しづらく、あまりお勧めできません。

実は「鵙の早贄」とは、これでひとつの季語です。
ので、一句の中で同居していても季重なりだからダメということにはならないと思います。
なので、コメントにある「鵙鳴きて早贄一つ残しけり」という句の方が、形は整っていますし、作者の言いたいことの芯がきっちり通っていりと思います

ここからは次の段階。少しだけお伝えします。

コメントの句「鵙鳴きて早贄一つ残しけり」は整っているのですが、「鵙の早贄」とはすなわちそういうもの、と私は思います。
これは「季語の描写」というよりは、「季語で皆が想像するような風景をわざわざ説明した」という内容になっていて、鵙の早贄としては当たり前。「当たり前」と思われてしまうと、感動は得られにくいです。

この「当たり前」を回避してみる、というのも考えてみると、作句が膨らんでいくと思います

点数: 1

「門出に薫りし蛍雪の桜」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 門出に薫りし蛍雪の桜

こんばんは。はじめまして。
たぶん初心者さんですよね?

俳句を作ってみる、という意図は理解しました。
まずは、「五七五」に「季語ひとつ」という定型を守ることをお勧めします。

掲句は、いろいろ受け取りに悩む点がありまして。コメントをしにくい句だと思います。

◆「かどでに かおりし けいせつのさくら」
 足して十六音ですし、五七五からも遠いですね。
 私は意図があってリズムが悪くなければ五七五にこだわらない方ですが、なぜこの形にしたのかはわかりませんでした。

◆「蛍雪之功」は「昼間だけではなく、蝋燭や行灯のお金も惜しみ、蛍の光や雪の光で勉学に励んだ結果、功をなした(結果を出した)」という故事成語。
 では、「蛍雪の桜」とは・・・?
 「蛍雪」は「苦学・苦労して勉強した・自主的に苦学した」という意味が強いです。「苦学の桜」つまり「とても苦労して勉強した桜」となってしまって、卒業の晴れがましい意味にはならないように思います。
 また、本来は夏と冬の勉強シーンを表す言葉で、卒業する時期の「春」とは季節感がずれますし、一句の中で「現在のこと+過去のこと」を両立させるのは難しいです。
 おそらく唱歌「蛍の光」にも出て来る「蛍の光・窓の雪」を「卒業のイメージ」ということで使われたのだと思いますが、ちょっと安直に持ってきてしまった気がします。

◆あくまで一般論ですが、「桜」は香りが弱い花として有名です。
 品種によっては香るものもあるようですが、一般的に学校に植えられている桜ではないようです。

という感じでした。

ひとつめ、俳句というのは、あまり格好つけた言葉を使わず、等身大で意味のわかる単語で組み立てた方が、上手くいく場合が多いです。今回の「蛍雪」はかっこいい言葉ですが、俳句で春の時期の句に合わせるのは難しいでしょうね。

ふたつめ、「桜」という季語だけを使って「卒業」という季語を表現するのは、とても高等テクニック。初心者には向いていません。「卒業」を表したいなら「卒業」を。「桜」を表したいなら「桜」を。それぞれシンプルに表現することをお勧めします。

・学校を去る日の桜吹雪かな
・卒業や門の向こうに友の待ち
・蛍雪の校舎と思ひ卒業す

ということで、
寄せ集めのそれっぽい単語ではなく、その瞬間を表した言葉(今回の句の場合は卒業の日の描写)で、俳句の定型の五七五で、作ることをお勧めします。
また良い句ができたと思ったらこちらへ投句いただければ、意見がいろいろ聞けると思います。

点数: 1

「水鳥の六羽と一羽ゐたりけり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 水鳥の六羽と一羽ゐたりけり

こんばんは。

他の方の言うとおり、良い句だと思います。

コメントの「水鳥の縄張り争いの厳しさが伝われば」
これは伝わりません。
ただ「六羽と一羽がそれぞれいる」という映像が伝わるだけです。

俳句はそれでいいと思います。
映像の伝わったのちの解釈は受け手に託す。
極端な短詩である俳句では「作者の主張」はノイズになることが多いので。

実際、描写から受け手がいろいろ解釈してゆくコメントが、他の方からも残されていますね。

点数: 2

「冬の川一本脚の鷺一羽」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 冬の川一本脚の鷺一羽

こんにちは。

◆鳥の種類によると思いますが、「川」に「鷺」と言ったときは基本的に一羽を想像しそうに思います。また、この句は仮に2~3羽の鷺を想像したとしてもあまり句意が変わらないような句。とすれば下五の「一羽」の効果が薄いようです。

◆「一本脚の鷺」という表現、「片脚で立っている鷺」という意味だと理屈ではわかりますが、「片脚を失って脚が一本だけの鷺」というとらえ方もできて、どうしても捨てきれず。

マイナスの誤読は避けた方がよいですね。

・片脚でしづかに冬の川の鷺

点数: 2

「塩鮭の生くる如くに届きけり」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 塩鮭の生くる如くに届きけり

こんばんは。

あまり凝らずに素直な句意です。もう少し肩肘張らずに素直に詠んで良いのでは、と思いました

・生きてゐるやうな塩鮭届きけり

点数: 2

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