「肌寒く明け方とめる扇風機」の批評
添削した俳句: 肌寒く明け方とめる扇風機
はじめまして
晩秋の季語「肌寒」と夏の季語「扇風機」で季語二つなのは既にありますが、季節的に「肌寒」では10~11月頃を表してしまいます 「扇風機」は5月6日~8月7日頃となり、朝夕が嘘みたいに涼しくなる季節とは言い難いです
少し季語と描きたい光景の時期にズレがあるようです
暑さが峠を越えて後退し始めるころを、七十二候では「処暑」というのです
言葉を一つ知ると、やり方は広がると思います
私がやるとこんな感じです
暁や処暑は扇風機を止める
季語は覚えるよりも、使ってみて感覚を楽しむものです
上手くなろうと急がず、楽しく季語と俳句と過ごしてください
点数: 1