夕蛙鳴く理科室のホルマリン
回答者 ピンクよっちゃん
添削した俳句: 夕蛙鳴く理科室のホルマリン
『の』を「に」にした方が『ホルマリン』という「もの」を包み込む空間が想像され作句意図にある「におい」が感じとれるように思います。
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回答者 ピンクよっちゃん
添削した俳句: 夕蛙鳴く理科室のホルマリン
『の』を「に」にした方が『ホルマリン』という「もの」を包み込む空間が想像され作句意図にある「におい」が感じとれるように思います。
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回答者 ピンクよっちゃん
添削した俳句: 黄金の風吹きわたる麦畑
こういう麦畑を眺めながら飲むビールは最高でしょうね。爽やかな風に吹かれながら…。
『黄金の風』その風は最初から金色なのではなく、麦畑を吹きわたる事によって金色になった…という発想だとすれば
「風に色与えるごとく麦の秋」
「風にさえ移りそうなる麦の色」
「風さえも染める色なり麦秋の」
「麦秋やその色風にまで映り」
『黄金の風』は魅力的なフレーズで目立ちますが、あくまで季語「麦」を主役にした方が良いと思います。
風と合わせるなら「麦の穂」なども良いかも。ビールも金色ですが、これは季重なりになりそうですね。収穫を感じさせる「今年麦」は酒に合いそうですが。
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回答者 ピンクよっちゃん
添削した俳句: 衣替え去年の流行りをいかにせむ
「あるある」的な面白さですね。
滑稽味を感じました。
イケてると思いますが、もっと踏み込む手もあるかと。
御句の「…去年の流行りをいかにせむ」は
(去年の流行りをどうしようか)と読めますが、その先の状態を書いてみます。
「衣更ヘすも去年の流行りの如何とも」
ころもかえすもこぞのはやりのいかんとも
「如何ともし難い」を途中で切って余韻が出来た形です。上五字余りになりますが「更衣(ころもがえ)」の傍題「衣更ふ(ころもかう)」を使って、「衣更ヘすも」→「衣返すも」つまり服をひっくり返したり角度を変えたりして点検している姿を彷彿とさせるような、掛け言葉的な響きを持たせました。その結果「どうにもならんわ」と諦めている景です。とほほ感が増すのではないでしょうか。
あるいは言い切るやり方なら
「衣更ヘすも去年の流行りや如何せん」
ころもかえすもこぞのはやりのいかんせん
「如何せん」だけで(残念ながらどうしようもない)の意ですから、言い切る形になります。言い切った分、少し苛立った感じのニュアンスになるでしょうか。
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回答者 ピンクよっちゃん
添削した俳句: 秋香る空や広場の紅葉
コメントに「紅葉を詠んだ」とありますが、御句の場合、「秋香る空」に感動しているように見えます。紅葉は秋の季語ですから「紅葉」と描いたら、あとはどこにも「秋」と書く必要はありません。「広場」はどんな広場でしょうか?そこには紅葉の他にどんな物があり、どんな人がいて、あなた自身はどんな気持ちで何をしていたのでしょうか?そういった事と「紅葉」を合わせてみればいいと思います。
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回答者 ピンクよっちゃん
添削した俳句: 更衣ハンカチ2枚ズボンから
分かります。私もそうですから。
「あるある」の共感が得られる句ですね。
俳句ですから数詞は漢字の方がいいと思います。『更衣』と『ハンカチ』の季重なりですが、この句は作者の実体験なので(私は)セーフだと思います。
『ズボン』でも分かりますが「ポケット」の方が、より映像が見えるのではないでしょうか。上五の字余りになりますが
「ポケットよりハンカチ二枚更衣」
夏の季語「ハンカチ」には他にハンケチ、ハンカチーフ、はんかちいふ、汗拭(あせぬぐい)、汗手拭(あせてぬぐい)などもあり、それによって句の感じも違ってくると思います。たとえば、去年のハンカチが出てきた事を強調し、遊び心を発揮して
「衣更へれば出でたり去年のはんかちふ」
ころもかえればいでたりこぞのはんかちふ
ささやかな事を、わざと大げさに言って滑稽味を出そうというやり方です。
文語調にして、傍題「衣更ふ(ころもかう)」を使い七七五の破調。さらに「はんかちいふ」から「い」を抜いて無理やり五音にし、読者に何だこりゃと思ってもらおうと…ちょっとやり過ぎですか?
もう少しさらっとやるなら
「ころもがへ去年のハンカチ出でにけり」
なんてどうでしょう?
何だか添削じゃなく改作になってしまいました。すみません。参考程度にして下さい。
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