俳句添削道場(投句と批評)

ピンクよっちゃんさんの添削最新の投稿順の3ページ目

「雨上がり青葉射す陽で書に耽る」の批評

回答者 ピンクよっちゃん

添削した俳句: 雨上がり青葉射す陽で書に耽る

素晴らしい読書でしたね。
その本がもし小説か詩だったら、作品のレベルが一段上がったように感じられたのではないでしょうか。

一句の中の情報が、やや多いように感じます。たとえ事実だったとしても『雨上がり』は省いて、“青葉が反射する日の光だけで本を読んだ”事に絞った方が良いかと思います。それがこの句の肝だと思いますから。
それと『書に耽る』という表現。確かに「読書に耽る」とは言いますが、懸命に習字をしていると勘違いされてしまうようにも思えます。「読む」を入れたほうが分かりやすいのではないでしょうか。

「青葉より返る光で読書かな」

「萬緑の光のみにて読書かな」

「本読むや青葉の返す光にて」

「萬緑」は強烈な緑なので「反射」を言わなくても容易に「強い反射光」を想像できるのではないかと思います。

点数: 1

受信せる薔薇の写真や友よりの

回答者 ピンクよっちゃん

添削した俳句: スマホから一輪の薔薇友が作

一読、友が作った薔薇の一句を受信したと読んでしまいました。
一輪を外して写真だという事を明確にした方が良いかと思います。

点数: 0

春近し窓の入り日のたっぷりと

回答者 ピンクよっちゃん

添削した俳句: 浅き春今日の窓辺に夕日来て

日没時間が伸びた事をうれしく思っていると解しましたので、春への期待感の強い季語を合わせてみました。ご参考になれば幸いです。

点数: 0

ただ独り歩みゐるなり河鹿笛

回答者 ピンクよっちゃん

添削した俳句: ここよりは歩くほかなく河鹿聞く

河鹿の声を積極的に聞こうとしているのではなく、聞かざるを得ない状況の下で聞いている…ように感じます。何か苦しげな感じ。
河鹿がいる事で「場」は浮かんで来ます。
コメントに『ただ河鹿の声のみ』とありますから、話し相手もなく一人なんだろうなと想像しました。
河鹿の鳴き声をあらわす傍題「河鹿笛」を合わせれば「聞く」は要らなくなると思います。

点数: 0

若葉風撫づる赤子の眠りかな

回答者 ピンクよっちゃん

添削した俳句: 若葉風嬰児は縁にすやすやと

若葉風と乳飲み子の取り合わせは良いと思います。
『すやすや』は使われがちな表現なので、若葉風に撫でてもらうことで、赤ん坊の眠りのすこやかさを表せるのではないかと思いました。

点数: 1

ピンクよっちゃんさんの俳句添削依頼

最新の投稿順に並んでいます。回答が付いた投稿が先頭に移動します。

しわくちやの去年のメモ棄て衣更ふ

回答数 : 4

投稿日時:

いなだはまち様へ

回答数 : 3

投稿日時:

衣更ふ瞬時去年の香のしたり

回答数 : 2

投稿日時:

その他の添削依頼

四温待ち薄氷の下魚舞い

作者名 星勲 回答数 : 2

投稿日時:

点滴のぽたりと夏空父の腕

作者名 みんみん 回答数 : 3

投稿日時:

太陽の匂ひ解らず二月尽

作者名 花恋 回答数 : 3

投稿日時:

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