「墓洗いばしゃばしゃ今朝は仏弟子に」の批評
回答者 げばげば
添削した俳句: 墓洗いばしゃばしゃ今朝は仏弟子に
こんにちは。
厳密な違いを説明するには浅学ですが。
や、より、よは軽い切れ、軽い詠嘆とよく言われます。
少し情緒的で、使いたくないという方もいますが、私はわりと、ニュアンス的に、や、より、よだなあ、と使うことがあります。
よ、は、文語俳句でも口語俳句でも使える切れ字なので、わたしはもっと活躍すればいいなと思うたりします。
先人の多くは、〇〇さよ、と中七下五に置く形を多用していました。
生きて仰ぐ空の高さよ赤蜻蛉/夏目漱石
なんばんに酒のうまさよ秋の風/飯田蛇笏
初蝶に見し束の間のかなしさよ/松本たかし
とくに松本たかしは多用した印象があります。
シンプルに名詞➕よ、はわりと先人には少ない気がします。
鼠らもわが家の子よ小夜時雨/川端茅舎
浅間曇れば小諸は雨よ蕎麦の花/杉田久女
現代俳句ではわりと使われてるように思います。口語現かなの方も多いですしね。
すべて私の私見で答えになっていませんが、よろしくお願いします。
点数: 8