「木枯らしに身を低くして逆らわず」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 木枯らしに身を低くして逆らわず
おうちゃんさん、こんばんわ。
日常生活の何気ない行動に目を向けるところがいいですね。それだけで一句詠めてしまうのですから勉強になります。
ところで原句において気になるのが動詞の多さです。
ここ最近でいうとハオニーさんや酔いどれ防人さんや輝久さんは御自分の添削依頼の句も添削案の句も動詞はいつも0か1つごく稀に二つなのです。
動詞が多いと説明や報告的になりやすいし、焦点がぼやけて句全体が散漫になりがちな傾向にあります。
私自身もこういうところから上手な方の作句を見習いたいと思います。
それでは動詞を減らした後何をするかというと言い方を変えて同じ事を表現したいと思います。
具体的には「立ち止まる」を「歩を休める」 や「身を低くする」を「しゃがむ」に言い変える事ができます。
それらをふまえて添削案が三つあります。
海辺の木枯しに足の竦みけり
海辺の木枯しに体(たい)の縮みけり
海辺の木枯しに体(たい)を任しけり
もしかしたらやや説明的になりますが「海辺の」の代わりに「荒(すさ)ぶる」でもいいのかもしれません。
点数: 1
