「積み藁の影も色濃き夏の果」の批評
回答者 なお
もんなさん、こんにちは。
お返事有難うございました。
再訪です。
「歳時記に載っていない言葉は季語
としては認められないのか?」
というお尋ねにお答えします。
実は正確にはわかりません。と言いますのは、先生によって見解が異なるみたいだからです。
あるところでは「歳時記に載っていなければ季語として認められない」とありましたし、別のところでは、「歳時記は目安であって、時代で変わっていく。◯◯◯も季語としていいと思います」というようなご意見を見たことがあります。
また、ひとくちに「載っていない」と言っても、その理由や背景は色々だと思います。全くアサッテの言葉なので載っていないのか、専門的とか地方独特の言い方のために子季語としても載っていないのかでは大違いです。
私見では、今回の「積み藁」は「藁塚」と同じ意味ですから季語でいいと思います。
とは言え、歳時記で確認して、載っているほうで詠むほうが望ましいとは思います。
要するに、独りよがりになって読み手を置いてきぼりにし、自分勝手に季語にしてしまうというのは避けるべきですが、そうでなければ相応の範囲で許容されるものだと思います。
お答えになりましたでしょうか。もんなさんの句はいつも楽しみにしています。これからもよろしくお願いします。
点数: 1
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美術館で、クロード・モネの絵画を鑑賞してきました。
積み藁は菜時季に載ってないのですが、同じ意味で『藁塚』は晩秋の季語です。
このような場合、季重なりになるのでしょうか?
宜しくお願い致します。