俳句添削道場(投句と批評)

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流氷やグラスに刻を溶かしつつ

回答者 輝久

添削した俳句: バーボンに流氷沈むグラスかな

腹胃壮様、まいど。
腹胃壮さんは下戸の様ですが・・・私は反対で、半アル中気味(笑

大きな氷を浮かべたロックでは溶けて行くのが視認できます。
そこで流氷の長い時間がグラスで溶けて行く様を詠んでみました

点数: 4

「初恋の如くに一葉櫨紅葉」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 初恋の如くに一葉櫨紅葉

輝久さん、こんばんわ。

いつも貴重な御意見・添削を頂き有り難うございます。

ハオニーさんも仰っていましたが櫨紅葉はウルシ科の植物なので触れると危険な植物です。
見た目は燃えるような赤です。
恋に例えるなら初恋よりも不倫に近いような気がします。

ちなみにあるコンペに応募した句が

後ろめたき恋の焔櫨紅葉

です。

まだ、結果は発表されていませんが参考にして頂ければ幸いです。

点数: 0

冬深きハオニーからの挑戦状

回答者 ハオニー

添削した俳句: 三代の流す背中や敬老日

手直しの句はさておき、私なりの答えを記します
これらの答えが、その程度ではぬるいと思われることを祈っています(

原句
三代の流す背中や敬老日

パターン1
色をつけてみることに
三代の流す背赤し敬老日

力加減のうまくできない孫あたりが、結構強く擦ったのかな?とか、温泉に浸かりすぎて赤いのかな?とか、夕日で赤く見えているのかな?とか、楽しそうな想像が広がります

パターン2
複合動詞
三代の流しあう背や敬老日

「流しあう」と複合動詞にすることで、もしかしたらお爺さんも背中を流してあげているのかも、と想像させることができます
「敬老日」という、お年寄りを敬う日という季語の意味合いも活かされてくるでしょう

二音足すと動詞を複合動詞に変えられるため、「二音の使い方」と言いましたが
パターン1は三音でしたね... これは直前で思いつきました
当初はパターン2だけを提案するつもりでいましたが、それでは自分を信じていないと思って考えたらパターン1が出てきました

やはり、ハオニーみたいなおじいちゃんっ子・おばあちゃんっ子は土壇場に強いですね(関係ない

点数: 1

湯気の窓山茶花の紅の一片

回答者 大浦美津子

添削した俳句: 古本の紅葉パサリと落ちにけり

朝の温度差で曇った窓の外に山茶花が一片落ちている、それも淡く仄かに見えているという情景です。
どう考えても上手く詠めません。宜しくお願いします。

点数: 0

初めてのキスは血の色木下闇

回答者 輝久

添削した俳句: 初めてのキスは血の味木下闇

ウワォーー腹胃壮さん羨ましい~~。
そんな句会があるなんて!

近くなら誘って貰いたいな~。って冗談の半分で・・・
残りの半分を、お節介方々に

「初キスは夏の夜の夢吸血鬼」・・・どうかなァ~?

点数: 1

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