俳句添削道場(投句と批評)

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初恋の如くに一葉櫨紅葉

作者 輝久  投稿日

コメント(俳句の意味。悩みどころ)

奇麗な色に染まる櫨ですが、触れれば被れて少々痛い目に遭いますね

(如く)は俳句では少し敬遠されがちですが敢て入れてみました。
初恋のイメージを重ねています。
添削宜しくお願いします。

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「初恋の如くに一葉櫨紅葉」の批評

回答者 腹井壮

輝久さん、こんばんわ。

いつも貴重な御意見・添削を頂き有り難うございます。

ハオニーさんも仰っていましたが櫨紅葉はウルシ科の植物なので触れると危険な植物です。
見た目は燃えるような赤です。
恋に例えるなら初恋よりも不倫に近いような気がします。

ちなみにあるコンペに応募した句が

後ろめたき恋の焔櫨紅葉

です。

まだ、結果は発表されていませんが参考にして頂ければ幸いです。

点数: 0

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初恋のごとく櫨紅葉にかぶれ

回答者 ハオニー

ごとく俳句は悪い、という人はけっこういます
私は「ごとく俳句は慣れている人向け」だと思っています
ごとくを入れると五七五の定型が崩れやすいのです

「初恋」を例えに使っていますが、比喩は万人が理解出来るものじゃないと読み手が混乱します

初恋の何が問題かといいますと...
初恋=実らなかった、いまだに初恋引き摺っている、叶った
初恋には人それぞれの捉え方があります
富士山や桜のように、だいたい同じようなものをイメージするとは思えません

そしてその万人の初恋のイメージを全て受け止めてくれる季語ならいいですが、櫨紅葉はそういう季語ではありません
櫨はウルシの仲間ですから、「失恋を引き摺っている」とか「触ると危険な恋だった」という、危ない感じの初恋が似合うと思います(これは個人的な感想です)

その部分を「一葉」を削って強調します
初恋のごとく櫨紅葉にかぶれ
初恋のごとく櫨紅葉の真っ赤

点数: 2

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添削対象の句『初恋の如くに一葉櫨紅葉』 作者: 輝久
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