俳句添削道場(投句と批評)

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「息白き幼馴染みや巫女姿」の批評

回答者 森田拓也

添削した俳句: 息白き幼馴染みや巫女姿

腹胃壮さん

おはようございます。
僕の句の添削どうもありがとうございます。
俳句のマニュアル=切れ字(や・かな・けり等)を一句に1つだけ使う。
「見たりけり」が正しい使い方であること。
そして、そして、素晴らしい添削!ありがたい添削です!
どうもありがとうございます。

また、ご感想になります。

「息白き」というお言葉から、汚れのない透き通ったものを感じまして、
それが「幼馴染みや」や「巫女姿」というお言葉に心地よい連想として
繋がっていると感じさせていただきました。
「幼馴染みや」から、過去から現在までが哀愁のある思い出も含意されているような
素敵な気持ちになります。

点数: 1

蹲の水面に映る寒椿

回答者 よしはむ

添削した俳句: 蹲に一枝浮かぶ寒椿

おうちゃん蹲にさん、こんにちは。
蹲とは珍しい物を題材にされていますね。
蹲とは日本庭園の添景物の一つで、露地(茶庭)に設置された手を清めるための手水鉢です。

句の印象としまして、『一枝浮かぶ』だと、寒椿の木の枝が浮かんでいるような誤解を与えてしまうと思います。蹲は小さい手水鉢ですので、これだとあまり趣がありません。
そこで、月並みかも知れませんが、

蹲の水面に映る寒椿

としてみました。

点数: 2

「恋猫や微笑み浮かべ夢見けり」の批評

回答者 腹井壮

添削した俳句: 恋猫や微笑み浮かべ夢見けり

森田拓也さん、おはようございます。
拙句に御鑑賞頂き有り難うございます。
今後の作句の参考にさせて頂きます。

ところで現在三匹の猫を飼っています。
猫の寝顔は天使の寝顔と言われる位可愛いんですよね。
その寝顔から好きな相手が夢に出てくるという発想はとても良いと思います。

その上で片付けなければならない問題もあります。
俳句のマニュアル(ルールではありません)として切れ字(や・かな・けり等)を一句に1つだけ使うという事です。
これは一句全体のバランスを取るためのコツとしてお考え下さい。

そして文法上「見けり」ではなく「見たりけり」が正確な表現になります。

さらにもっと問題なのが自分の技量不足でして添削といえるほどの句には仕上がりませんでした。

よって今回も参考程度として

恋猫に天使の寝顔浮かびけり

と詠ませて頂きました。

こんな句で宜しければ森田拓也さんの句としても構いません。

点数: 1

こもれ日と揺れる眠たげ春の森の批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: こもれ日と揺れる眠たげ春の森

木漏れ日は文字通り、木々の間から溢れる暖かな日差しですね。眠たげな春の森にマッチしております。
揺れるは、おそらく木々がそよ風に吹かれている様子でしょう。そよぐという言葉も良いと思います。文法的なものは勉強不足で助言しかねますが、人、生き物など登場人物を入れても面白いかもしれません。
木漏れ日や天女は眠る春の森
と提案させて頂きます。天女が木こりと運命的に出会った様子にしてみました。

点数: 2

貝寄風や想い飛ばして指輪ごとの批評

回答者 三日酔いの防人

添削した俳句: 貝寄風や想い飛ばして指輪ごと

満州逆路様、こんばんは。想い出を指輪ごと飛ばす…壮絶な状況ですね。貝寄風という季語ですので海に投げたのでしょうね。淋しい季節の季語と感じたので、失恋を詠うのには良いと感じました。ハオニー様の句も素晴らしいですね。やはり俳句は読み手に想像させるのが醍醐味なのだと痛感させられました。
私は別れてから多少時間が経ったカップルということですので
此の頃は環指(かんし)淋しき貝寄風や
と提案させて頂きます。

点数: 2

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