俳句添削道場(投句と批評)

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「炎天や猫の水飲む音がする」の批評

回答者 竜子

添削した俳句: 炎天や猫の水飲む音がする

もんこ様 おはようございます。
お世話になります。
猫の水を飲むほどの暑さですね。
下五は音のするが良いような(私の感想です)
詠んでみました。
炎天や水飲む猫は音たてて
よろしくお願いいたします。

点数: 0

「グリ下へ集う若者夏の闇」の批評

回答者 山口雀昭

添削した俳句: グリ下へ集う若者夏の闇

めい様、おはようございます。
いつも大変お世話になっております。
御句詠ませていただきましたが、上5の「グリ下へ」とありますが意味が分からなくてコメントを読みましたら大阪のグリコサインとの事、一般の人はこの句を詠んですぐ分るでしょうか?あと下5の「夏の闇」闇と言うとあまり良い印象は受けませんがそんなに風紀の悪い場所なんでしょうかね。中7は良いと思いますが以上二点についてご教示お願い致します。自分の勝手な判断でお聞きして申し訳ありません。  雀昭

点数: 0

「滝落ちて独り占めする虹の橋」の批評

回答者 みつかづ

添削した俳句: 滝落ちて独り占めする虹の橋

こんばんは。以下にいただきましたコメントの返信です。以下長文ですがご承知おきください。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26700

「私は初心者ですので、季重なりは出来るだけ無いよう努めていますが」について。

ご自身の感動にウソをついてまで季重なりを避ける必要なんて全くありません。
そもそも季語は便宜上、人間が勝手に分類しただけなのです。
自然に存在しているものが季重なりになっている以上、素直に詠もうとすると季重なりの避けようが無い場合も往々にしてあります。
なのに無理やり季重なりを避けようとすると、変な句になってしまうのです。
「自分の気持ちに素直で適切な描写がされている」句が最良なのです。
避けるのであれば、成功させる為にはとても高度な技術と精度が同時に必要とされる擬人化。
次は、音読した時の韻律のリズムが悪化し易い中八、作者の感動がどこにあるのか読者に読み解きにくくなり易い三段切れなど。

次に、「「虹」を「にじ」の仮名にすると季語感が薄れると聞いたことがあるのですが」について。
結論から申し上げますと、そもそも仮名表記にして薄れさせる必要が全くありません。
何故ならこの貴句の場合、「滝」(滝壺)と「虹」はどちらも三夏の季語ですので、薄めたところで夏は夏なのですから。

次に、こちらのコメントへのお返事です。
https://weblike-tennsaku.ssl-lolipop.jp/haiku/corrections/view/26713

作句に心がけていることは
①出来るだけ二物の取り合わせにする
②なるべく切字を使う

結論から申し上げます。その様なものを心掛ける必要なんて全くありません。
何故なら、初心者が最初に取り組んで使いこなすべき基本形は「上五の季語+中七下五で1フレーズ」という、「季語と、それ以外の部分の取り合わせ」であり、厳密には二物の取り合わせ(二物衝撃)とは意味が異なるからです。
基本形を作句する場合は後ろ側から作り、それに適する季語を頭に持ってきますと作り易くなります。

切れ字に関してもそうです。
無理やり使うと三段切れになってしまったり、季語を邪魔したりする弊害があります。
活用語であれば終止形にする、活用が無い品詞であれば名詞や終助詞を用いれば、切れ字を使わなくても切れは作れるのです。
また、俳句の切れ字には詠嘆で強調するものが多いので、「切れ字を使わない方が上手くいく」ケースもよくあります。

最後に貴句、「滝落ちて独り占めする虹の橋」の添削について。

私を含めた他の読者に与えられている情報は、以下の2つです。
「滝と虹が季重なりになるか心配です」
「滝を見ていた時、滝壺付近に虹が見え、見ている人がほとんどいない状態でした」

以下、私の所感です。
「滝落ちて」は、滝なら凍ってない限り必ず水は落ちます。また、「滝から何か物や人が流れ落ちてきたの?」との誤解の原因にもなりかねませんので、「落ちて」は書く必要がありません。
また、「虹」は大抵が曲線を描いていますので、固有名詞や比喩(例えの事)でないなら、「の橋」は書く必要がありません。
「独り占め」は「独占」に代えると1音節約できます。

残った「滝」、「独占」、「虹」を何とか活かせないか。

時間帯、滝壺付近の虹と作者の位置関係、作者の状態・状況、僅かに見ている人達の状況や変化等の情報が無い為、強引ですが3つのケースを考えました。

A:滝に感動があるケース、B:虹に感動があるケース、C:滝と虹の両方に感動があるケース
口語の俳句を文語にして申し訳ありませんが、それぞれ書いてみます。
音は「ね」とお読みください。Aは上五字余りです。

A:滝見入れば靴の音知らず虹は出づ(季語の強弱。滝の方が強い)
B:我が足は遠つ滝壺見ゆる虹(季語の強弱。虹の方が強い)
C:休日の虹を独占滝の音と(季語の相乗効果。滝(の音)と虹のどちらも強い)

句意が変わっている可能性が高くて申し訳ありません。
私にできるのは、精々この程度です。
博充さんの思いに最も近いのは、きっとCだと私は思います。

A~Cの意味はここに書くと長くなりますので、別途お尋ねいただいた際には申し上げます。
今回は以上です。長文失礼いたしました。

点数: 2

「凌霄花独居の友の絵手紙来」の批評

回答者 もんこ

添削した俳句: 凌霄花独居の友の絵手紙来

めいさま
拙句へのコメントと添削ありがとうございます。
オノマトペを使うというのも一つですね。

御句
凌霄花の華やかな色の花と独居の友達の対比を感じました。
たぶん時間をかけて書いた絵手紙は、ただの手紙以上の心が感じられます。
ただ、独居という表現をされたところに孤独さを感じます。
季語の凌霄花の華やかさ以外の特性である、(まとわりつく、毒がある)に意味を感じようとしましたが、それは打消しました。あまり深く考えない方がよいのかもですね。
よろしくお願いします。

点数: 0

「凌霄花独居の友の絵手紙来」の批評

回答者 もんこ

添削した俳句: 凌霄花独居の友の絵手紙来

めいさま
拙句へのコメントと添削ありがとうございます。
オノマトペを使うというのも一つですね。

御句
凌霄花の華やかな色の花と独居の友達の対比を感じました。
たぶん時間をかけて書いた絵手紙は、ただの手紙以上の心が感じられます。
ただ、独居という表現をされたところに孤独さを感じます。
季語の凌霄花の華やかさ以外の特性である、(まとわりつく、毒がある)に意味を感じようとしましたが、それは打消しました。あまり深く考えない方がよいのかもですね。
よろしくお願いします。

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