俳句添削道場(投句と批評)

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「挙動不審の蝶となりたき日の鉄路」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 挙動不審の蝶となりたき日の鉄路

ハオニーさんいつもコメントありがとうございます!塩豆です。
投句してからすぐに「あ、しまった」と思ったのですが、そこがまさしくハオニーさんに指摘いただいたところでした。詩的な表現やありのままの写生は自分の課題で、その辺りによく触れてくださるハオニーさんには本当に助かっております。ゆっくり克復していきたいと思っておりますので今後ともよろしくです。

点数: 1

「稲妻やベッドの二人浮かび消え」の批評

回答者 塩豆

添削した俳句: 稲妻やベッドの二人浮かび消え

腹胃壮さん、いつもコメントありがとうございます。そして伊藤園新俳句大賞二次審査通過おめでとうごさいます!果報の来なかった塩豆です…。
私は男性なのですが情熱的で激しい愛を感じる俳句でとてもいいと感じました。「稲妻」が二人の周囲を取り巻く苛烈な環境を暗示し、また一方で、二人の間に激しい愛憎のようなものも感じました。
自分であれば「浮かび消ゆ」と、座五はします。そちらの方が句の雰囲気に合っているかと思います。

指摘事項: 字足らず

点数: 1

「目を覚まし風邪治ったかと立ち上がる」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 目を覚まし風邪治ったかと立ち上がる

実感があって親しみやすい句です
動詞が多いのも、敢えてやっているのかもしれませんね
風邪が早く治ってほしいと焦る気持ちがどこかにあるのでしょう

動詞を減らすと、その動詞に作者の思いが強く乗っかります

春の風邪治れ朝まだきのトイレ

やはり、物に思いを託さないと粋じゃないのが俳句なのです
実感があるだけでなく、映像として何かを描くのも大事です

点数: 0

「枯芒主を探す秋田犬」の批評

回答者 ハオニー

添削した俳句: 枯芒主を探す秋田犬

「主を探す」を指摘しないといけないのは確かです
「主を探す」というのは、作者自身の脳内にあるストーリーです
そのストーリーを想像させたのは、犬のどのような様子や行動によるものなのか...
上を目指すならばそこを描くべきです

枯芒という季語は、そういった様子を詠んだとのことですから、私はそこに手をつけません
しかし、「すすき」という季語の傍題を見て、一番近い季語を厳選するのは必要かと思います

枯芒でもいいですが、「芒原」で場所だとハッキリ分からせた方がよさそうです
「芒」はひらがなを敢えて使います

首回りは禿げ秋田犬すすき原

捨てられたのなら首輪を取られたはず
首輪をしていたのならば首回りは毛があまり生えていないはず
そこを切り取りました

これなら、「もしかしたら主を探しているのかも」と感受性の強い読み手は想像してくれるかもしれません
そのように読み手を楽しませるよう、描写を調整するのが俳句の腕を磨くということなのです
別の句になってしまったかもしれませんが...

点数: 5

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