「手のひらに匂ふ闇あり螢の火」の批評
回答者 腹井壮
添削した俳句: 手のひらに匂ふ闇あり螢の火
度々、恐縮です。「匂ゆ」にすると匂い以外に美しく輝くという意味もあるそうです。ですからダブルミーニングで
掌に匂ゆる闇や蛍の火
としてみました。
点数: 0
回答者 腹井壮
添削した俳句: 手のひらに匂ふ闇あり螢の火
度々、恐縮です。「匂ゆ」にすると匂い以外に美しく輝くという意味もあるそうです。ですからダブルミーニングで
掌に匂ゆる闇や蛍の火
としてみました。
点数: 0
回答者 塩豆
添削した俳句: 傘渡し行ってらっしゃい濃紫陽花
コメントありがとうございます!
白南風の俳句ですが、確かに崩れた街と合うのは黒南風ですがいづれまた白南風が吹くだろう!という意味で白南風を採用してみました。伝わりずらかったかもしれません。
点数: 0
回答者 ハオニー
添削した俳句: 白南風は又吹かん街崩るれど
確かに白南風が吹くのは梅雨の終わり頃のようです
だから「又」、白南風が再び吹くだろうというのが何を言っているかを分からなくさせています
そこも気になりますが、ハオニーはこの場合の「吹く」が安易な選択だと思うのです
いつだって風は吹くものです
あえて「吹く」と言い切るだけの理由が見つかりません
読み手に言葉の必要性が分からないと、俳句が少しはわかる人には通じません
俳句をよく分からない人に通じても、それはきっと思い違いで良いと言われているだけです
下手な意見ほど恐ろしいものはありません
梅雨で崩れた街から街へと、白南風が吹きわたる様子を描きたかったのでしょうか?
どういう方向性か分からないので、そういうことだと仮定した句を...
白南風は行くよ崩れた街へ街へ
已然形で俳句をつくるのは難しいものです
説明的なのはおそらくそれが原因です
俳句に因果関係のにおいがすると、大抵の場合は詩を失います
点数: 4
回答者 塩豆
添削した俳句: バリカンを入るる頭や若葉風
いつもコメントありがとうございます!
この俳句、主語が女性ととらえるのも面白いと思いました。思いきってバリカンで髪を切るほどの出来事(失恋とか?)があったにも関わらず、最後は清々しく若葉風で締めくくり前向きな姿勢で行こうとしている、という捉え方も出来るのかなと思いました。私も良い俳句だと思います。
点数: 1
回答者 腹井壮
添削した俳句: 手のひらに匂ふ闇あり螢の火
なおこさん、こんばんわ。いつもコメント有り難うございます。蛍が飛び立ったあとの暗闇の中の匂いを表現したこの句はとても詩的だと思います。その匂いの理由は下五まで明かさないし助詞の「に」の選択が適切です。かなりまとまった句です。唯一引っ掛かるのが「あり」という説明です。そこで少し高度な技ですが「あり」の穴埋めをしてみました。
手のひらに匂ふ闇かな蛍の火
掌に匂ふ闇かな蛍の火
中七に切れ字の「かな」を使ってみました。中七の「かな」が効果を発揮する場面は少なくこの添削が成功しているかどうかについて他者の評価はわかりません。しかし、内容がいいだけに私はこの選択をしました。なお、この句に関しては「掌」「灯」「螢」など漢字とその組合せに選択肢がいくつかありますので試行されてはと思います。
点数: 2