「さび色の線路の石や冬ざるる」の批評
回答者 ゲタ501
添削した俳句: さび色の線路の石や冬ざるる
竜子さん、おはようございます。
ゲタ501でございます。
御句を拝読しました。
線路の石に線路の錆が移っている様子でしょうか、その気づきが素敵ですね。
気になったことは、季語とその他12音の両方に寂しさ・寂寥感があることで、「距離の近さ」を感じることです。
これは個人的な好みも大いにありますが、もう少し離した方がもっとよかったかもしれないなと思います。
それと、線路の石は確か「バラスト」と言いませんでしたっけ(違ったらごめんなさい)、それを用いることで少し音数を稼げそうでもあります。
線路の石でいきたい場合も、石のままでいいか砂利の方がいいか、また語順はどうか(季語が先でさび色が下五の方がいいか)など推敲できそうに思いました。
それでは失礼いたします。
点数: 2