夏雲や椰子の揺れおり庭の隅
回答者 なお
添削した俳句: 夏雲やマンションの端の小さき椰子
卓鐘様、拙句「あの雪渓」にご評価ご添削有難うございました。
おっしゃる通りで、私も「我や」は違和感があったのです。決して自分をすごいとか偉いとか思っているわけではなく、「あの頃はこんな雪渓を歩いていたんだな、俺は…。それなのに今は、山は行けず、それどころか思うように外出もできず、家で仕事して、合間に洗濯物畳んだりしている。何やっているんだ俺は…」みたいな心情です。
卓鐘様の提案句の「日々や」は、今の自分を情けなく思っている感はあまりないですが、変な「我や」よりきれいで、当時を懐かしんでいる様子が感じられていいですね。
それと「家仕事」。自分でもピンと来ていません。最初は「歩いた我や今は家」とかにしましたがベタすぎるかなと思いあれこれ考えました末がこれです。
御句は、夏らしくていい感じと思いました、ただ、ちょっと長い(字余り?)のような気がしましたので、勝手に変えてしまいました。すみません。マンションの端は、庭の隅にしてしまいました。申し訳ないです。でも庭に椰子があるなんて、オシャレですね、アメリカ西海岸みたいです!
卓鐘様のご指摘はいつもとても参考になります。これからもよろしくお願いします。
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