添削と批評一覧最新の投稿順の20507ページ目
青空を祈り高きに登る僕
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 雨雲と高きに登る僕がいる
ハオニー様こんにちは。難しい季語ですね。私は『高きに登る』と言う季語を知りませんでしたので、大変勉強になりました。この季語には厄除けといった意味があるのですね。祈りという単語を入れさせてもらいダイレクトに詠ってみました。
点数: 4
水蜜桃の告白信じるべきか
回答者 三日酔いの防人
添削した俳句: 水蜜桃告白を信じるべきか
水蜜桃をこのようなアプローチで詠うとはお見事です。この句は告白を受けた受け手の目線ですね。漢字が続いているということですので、水蜜桃と告白をより密接に繋げるため、のを入れてみました。音が変わっていまいましたが、参考になればと思います。
点数: 2
白杖を斜め1時に虫の声
回答者 大須賀一人
添削した俳句: 白杖の耳傾ける虫時雨
「耳傾ける」を蛇足だとする意見が目立つので
私は逆に表現方法を変え主題にしてみました
「白杖も斜め1時の虫の声」でも良かったのですが
必然的に客観的な目線になってしまう為避けました。
俳句の場合、特に目線を意図しない場合
主観・客観の選択は読者へ委ねたい所ですからね
点数: 1
水蜜桃あの告白を信じるか
回答者 ハオニー
添削した俳句: 水蜜桃告白を信じるべきか
お初にお目にかかりますハオニーです
水蜜桃(すいみつとう)だなんて旨そうな表現をなさっていますね
桃は柔らかいから崩れやすいイメージがあります それを人間の「告白」に対する心の持ちようにも重ね合わせるあたり、相当粋なことをなさる詩人ですねえ
と私は捉えています
これで俳句歴1年以内とか言われたら私は焦るだって私はもうすぐ俳句歴1年(ry
漢字が続いていることを懸念しているとは、わたしと同じことを考えていたようですね
これを解消する方法は3つあります
・漢字をひらがななどに直してみる
・漢字の間に何らかのひらがなを挟む
・漢字が続かないよう語順を入れ換える
「告白」の内容がイメージ湧かないのは確かにその通りです
しかもそこは作者さんはどのように捉えてもいいとのこと
ならばそこを読み手に完全に託すため「あの」告白と目印をつけました
六五七の破調で不安な気持ちを出すのも私は賛成ですが、六七五の中七・下五で調子を取り戻すことで逆に「水蜜桃」という季語を目立たせ、心理的に揺れていることを示唆するのもありかなと思っています
最後の助詞「か」の表現する疑問が大分効いているとも思えますし
というわけで六七五で手直しの句を提案します
調子を少々整えてしまいましたが、理由は示しましたので理解していただければと思います
点数: 5