俳句添削道場(投句と批評)

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「踠きたる墓前湯飲みの春の蚊よ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 踠きたる墓前湯飲みの春の蚊よ

おはようございます。

◆もがいているのは「蚊」ですか?
「墓前」でぶっつりと切れているので、もがいているのが自分(作者)のように読めます。
◆湯呑の、ということは水に落ちてもがいているのですか?それは「春の蚊」ではなく「単に溺れている蚊」のように思いますが・・・
 溺れているのでなければ「湯呑」の意味があまりありませんので、ここは変えずにおきます。
◆「春の蚊」の一物ならば「墓前」であることにほぽ意味がなく、そこで散漫になっている気がします。実景であっても省略するべきものは省略する勇気を。

・もがきたる湯呑の中の春の蚊よ

「墓」を入れるなら、純粋な一物句にはなりにくく、取り合わせです。

・春の蚊や花供へたる墓しづか

点数: 1

「魚介獲る女ら囲う焚き火かな」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 魚介獲る女ら囲う焚き火かな

カイさん、お久しぶりです。

御句、季語「海女」(晩春)を避けるために妙に語数を増やした感じがします。いっそ焚き火を消して当季の句にしては?とも思うところがあります。

一旦、「焚き火」の句として。

先にも触れましたが、「魚介獲る女ら」は、季語をばらした説明みたいになっています。単に「女ら」として、別の言葉で海女さんかもなあ…程度の想像を読み手にさせるのが良いと思います。

 女らは焚き火囲んで武勇譚
 女らの荒磯を見遣る焚き火かな

あと、別の季節が投句されても構いはしないのですが、またその季節が来るまで句を寝かせておいても良いかも知れません。時間をおいて見返すと新たな発見があったりもするようです(そういう指南をされる女性俳人の動画を見たことがあります)。

今後ともよろしくお願いします。

点数: 2

「雲の峰海白波の駆け比べ」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 雲の峰海白波の駆け比べ

おはようございます。

私はこの句、風景は見えていました。
◆中七「海白波」が窮屈。
季語「雲の峰」から入ったのに、ぎゅんと下へ目線が向けられて「海」が唐突。
 「白波の駆け比べ」が見えているので、少し高い場所から海を見下ろしている風景になっているだけに、余計に視線移動が気になります。

語順を変えれば「海」は不要です。

・駆け比べする白波や雲の峰

ですがやっぱり、この擬人化は微妙ですね・・・

点数: 1

「静かなる手話の会釈や風薫る」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 静かなる手話の会釈や風薫る

おはようございます。

これは「手話の会釈って静かだなあ」という発見の句なのでは?
だとしたら語順が悪く、今の語順では「静かな手話の会釈」という意味になってしまい静かな」が「手話」を形容しているだけなのです。
なので「手話は静かであたりまえなのに、なぜわざわざ「静かなる」って説明しているの?みたいに感じてしまいます。

「静かだ」「声に出さない」というのを強調できるような語順にしてみましょう。

・薫風や手話の会釈のしづかなる
・薫風を手話のしづかな会釈かな
・薫風の手話会釈してしづかなり

点数: 1

「村見守る松まだ無名みどりの日」の批評

回答者 長谷機械児

添削した俳句: 村見守る松まだ無名みどりの日

イサクさん、こんにちは。

御句、目一杯マ行の言葉を使い倒す句、という挑戦。
面白いですが、この手の挑戦では、定型にきっちり収めたい! と感じます。

上五の言葉一つ変えて、

 村目守る松まだ無名みどりの日

「目守る」(まもる)で、意味はそれほど変わらないかと。

言葉遊びの挑戦句。
昨年12月、「回文の日」(12/21)という記念日に際し、その頃の季語で回文俳句が出来ないかと頑張っていましたが、挫折しました…。回文になりきれなかった一例を措いていきます。

 火事見舞夜更けの今日よ暇短
 (「火事」のかな表記は「くわじ」だった…)

今後ともよろしくお願いします。

点数: 1

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