泉汲む旅人の背に想いはせ
回答者 なお
こんにちは。
卯筒様、いつも勉強させていただいております。
御句、もう五十年ほど前のテレビで木枯し紋次郎というのがありました。主人公の渡世人(旅人)が街道筋の泉の脇で竹筒に水を汲むシーンが頭に浮かびました。
それと同時に、観光地の名水百選のようなところで、ペットボトルに水を汲む順番を待っている自分の姿も浮かびました。
どちらにしても、いまぼんやりと見えているのは目の前で水を汲んでいる旅人なのですが、普通こういう場合、向かいあっていることって少ないのではないかと。水を汲む旅人は背中を向けている。その背中を見て、ああ、幾つくらいだろう…どこから来てどこへ行くのだろうか…なんだか、色々あったという感じだな…とか思いをはせている、そんな情景を思い浮かべました。
「旅人の手」にこだわりがありましたらすみませんです。
点数: 1
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街道脇の泉を詠んだ句です。