俳句添削道場(投句と批評)

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「礎撫づ指の細きよ蝉時雨」の批評

回答者 登盛満

添削した俳句: 礎撫づ指の細きよ蝉時雨

秋沙美さん、こんにちは。
鮎の句への添削いただきありがとうございました。はい、「鮎釣りをしているそばの河原であそんでいた私」までが過去になります。その事を表現するのが難しく、何度も諦めかけたのですが、チャレンジしてしまいました。なるほど!勉強します。

御句拝読させていただき、「細き指」に力のない様子が浮かび、コメントと合わせ、ご高齢になられた方の指と思いました。戦争の時の事をさまざま考えながら、磯をなでている様子と、蝉時雨の切なさ、そしてあの日も蝉時雨が、、、というような景が浮かびました。なんとも心に響きました。

点数: 0

烏と吾だけに夕焼け歌舞伎町

回答者 幸福来々

添削した俳句: 鴉のみ知る夕焼けや歌舞伎町

ダイビングのコメントありがとうございます!
あんなに深く考察しただけるなんて、ありがたいです!
私の意図が読み取られすぎて怖いくらいでした((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

さて、本句についてですが、いいですねーー。
歌舞伎町はよく行く街です。
なんか忙しなく華やかな街に夕焼けいいですねー。

歌舞伎町でふと立ち止まって空を見上げるとそこには夕焼けがあった。
その瞬間に、カラスと自分だけの世界線が違うのかもという感覚になってしまう。
そんな風にこの句をよみました。

添削というよりも私の読みに寄せた句を書いてみました。
私の読みだと、鴉の「牙」の漢字と「のみ」という書き言葉がちょっと触るかなと思いまして、変えてみました!

点数: 1

「遠き日の鮎釣る父と川遊び」の批評

回答者 イサク

添削した俳句: 遠き日の鮎釣る父と川遊び

こんにちは。

父が鮎釣りをしながらこどもと遊ぶとは、忙しそうというか危ないのでは。
「鮎釣り」と「川遊び」で二つの句に分ける方がよいのでは、と思います。
過去表現はよほど綺麗に入らないと、詩にならず厳しいですね。

・父と行く那須高原の川遊び
・父の鮎釣りのうしろをついていく

点数: 0

礎を撫づる指さき蝉時雨

回答者 卓鐘

添削した俳句: 礎撫づ指の細きよ蝉時雨

蝉時雨の反響が遠くなっていくような感慨がっていい取り合わせと感じました。

撫づは終止形なので、正しくは連体形の「撫づる」ですね。「細きよ」まで言わなくても女性らしさは出せるかもしれません。(小指よとしたかったけど、小指で撫でているのも変ですし、提案句は「よ」を諦めました。)ご参考まで。

点数: 0

鮎釣や子らは浅瀬を遊びをり

回答者 卓鐘

添削した俳句: 遠き日の鮎釣る父と川遊び

僕は、どちらも過去の話と思いました。どちらも過去なので、どちらも鮮度が落ちる。

また、「鮎釣」「川遊び」の季重なりの問題ですが、この句ではお互いを殺し合ってると思います。鮎釣りの光景と川遊びの光景が一緒になるとそれぞれの情緒や雰囲気がごちゃ混ぜで焦点が絞られないので。鮎釣りしているお父さんが、子供と一緒に川遊びするか?とか。鮎釣りしているそばで、遊んでる子供ならわかるのですが。

秋沙美さんの添削句はありだと思います。目の前で鮎がはねた。昔父と川遊びをした記憶を思い出す。そんな意味に取れます。

僕からの提案句は、懐かしむのは諦めて、今を詠んでみました。(その光景を懐かしんでくれたらという感じ。

点数: 1

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