「礎撫づ指の細きよ蝉時雨」の批評
回答者 登盛満
添削した俳句: 礎撫づ指の細きよ蝉時雨
秋沙美さん、こんにちは。
鮎の句への添削いただきありがとうございました。はい、「鮎釣りをしているそばの河原であそんでいた私」までが過去になります。その事を表現するのが難しく、何度も諦めかけたのですが、チャレンジしてしまいました。なるほど!勉強します。
御句拝読させていただき、「細き指」に力のない様子が浮かび、コメントと合わせ、ご高齢になられた方の指と思いました。戦争の時の事をさまざま考えながら、磯をなでている様子と、蝉時雨の切なさ、そしてあの日も蝉時雨が、、、というような景が浮かびました。なんとも心に響きました。
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