「ふはふはの山の冬霧掴みたし」の批評
回答者 慈雨
添削した俳句: ふはふはの山の冬霧掴みたし
頓さま、こんにちは。
「聖夜とは~」へのコメントをありがとうございました。お返事が遅くなり申し訳ありません。
慈悲深く優しい…とんでもないです、、でもありがとうございます(;^ω^)
コメントいただいた二通り、どちらで鑑賞していただいても大丈夫です。
一応、理屈を超えた愛情というニュアンスで作句しましたが、一つ目の意味でも鑑賞できるなと思いましたし、それはそれで良いなと思い。
遺体の絆創膏は、何かの報道(戦地がらみだったと思います)で目にした景でした。どういう経過で貼られたのかはわかりませんが、切ないくらいの愛情だなと感じて使わせてもらいました。
クリスマスはそういう愛情を確認する日なのかなと(希望も込めて)思って詠みました。「サンタがいる、ということは愛してくれる人間がいる、ということ」(暉峻淑子『サンタクロースを探し求めて』)
さて御句、霧を掴もうとはしゃぐ子どもの句にも見えますし、掴めるはずのない霧に手を伸ばしてもがく句にも見えますね。幅があって佳い句だと思いました。
「掴みたし」、敢えての主観表現かと思います(他の方へのコメントも拝見しました)。
原句も、お二人の提案句もそれぞれ佳いなと思いました!
少し視点を変えて、霧を掴みに山に登る感じにしたらどうかなぁ…と思い、
・ふはふはの冬霧掴む山のうへ
と考えました。イマイチかもしれませんが、ご笑覧くださいm(__)m
点数: 1