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金鱗の竜姫と塩の馬 (No: 1)

スレ主 さそり 投稿日時:

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https://ncode.syosetu.com/n3284ka/

 こんにちは。
 6月の文学フリマで出そうと考えている小説が、半分ほどできました。全文じゃなくて申し訳ないのですが、一旦ここまでのところで感想などを頂ければなと思い投稿しました。

●誤字脱字はないか
●キャラクターは魅力的に書けているかか
●分かりにくい表現などはないか

 主に気になっているのは上記の点です。
 私個人の永遠の課題である『分かりやすさ』を意識して書いたつもりなのですが、スケジュールに追われて頭からすっぽ抜ける時も多々あったため、ちょっと自信ないです……。
 後半も5月中旬には書き終えて全文完成させて、こちらに報告できるように頑張ります。添削の手間を押しつけているようで恐縮ですが、よろしくお願いします。

あらすじ(プロット)

「おれに爪を砥がせてください。あなたが竜になるその時まで」

『ラ・ロカの日陰馬』と呼ばれていた、ラ・ロカ伯爵家の次男、オズヴァルド。この世界に生きていれば誰もが使える魔法を持たずに生まれた彼は、『塩の馬』として、スク・ア・ルジェ島の竜姫、ギルダと結婚することが決まった。
『塩の馬』――それは政略結婚の駒として、他国へ婿入りをすることになる貴族の子息のこと。
 他国のために働き、他国の地で死ぬ。それが運命だった。

 妻となった竜姫ギルダは、奇数の角を持って生まれたために『忌み子』と疎まれながらも、心根が明るい日向のように生きる娘だった。彼女の温もりと優しさに触れ、オズヴァルドもまた愛を知って変わっていく。
 仲睦まじく暮らすふたりに、戦争と悪意が忍び寄る。フェロフォーネ国王、べリザリオが暗殺された。
 国葬へ赴いたオズヴァルドは、双子の兄アルフォンソ、そして疎んじてきた父と再会し、己の居場所がスク・ア・ルジェ島にあることを受け入れる。島へ帰った三日後、国王暗殺の容疑がかけられていた敵国から嫁いできた姫、ツェツィーリアが殺害されたという手紙が届いた。

 結婚してから一年が経っても、ギルダに化竜の兆候が表れない。それを自分が『忌み子』だからだと責めるギルダを励ますため、オズヴァルドは姪のために自作していた物語を語って聞かせる。
 ある日、ギルダが使用人に扮した暗殺者に襲われる。オズヴァルドは身を挺して庇い腕に怪我をし、伴侶を傷つけられた怒りでギルダの肌に鱗が現われる。それは紛れもない化竜の始まりであった。
 暗殺者を率いれた犯人として捕縛されたのは、ギルダの影従であるエンリカだった。エンリカはギルダへの歪んだ優越感を抱いていたのだ。竜姫への反逆は重罪であるため、エンリカは角を落とされて海流しの刑に処された。

 姉のように慕っていたエンリカの反逆にショックを受けたギルダは、オズヴァルドの傍をこれまで以上に離れなくなってしまった。オズヴァルドもまたギルダを守りたいと思うようになり、影従フィデンツィオに武芸を習う。オズヴァルドは魔法を使えないと思っていたが、体には魔力があり、魔力を練って想像したものを形にする力を会得する。
 魔法の力を順調に伸ばしていくオズヴァルドに対し、ギルダは徐々に感情が希薄になっていった。それは化竜が進んでいる証であった。次第にギルダの身の回りの世話は全てオズヴァルドが行うことになり、物語を聞かせながら伸びる爪を研ぐのは日課となった。
 そしてついにギルダの背中に竜の翼が生えたことで、彼女の表情も反応もなくなってしまう。

 ギルダを神殿の最奥に移動させ、反応がなくともオズヴァルドは物語を聞かせ、オルゴールを鳴らして爪を研ぐ日々が続いた。
 貿易商リヴィオの話では、ついにフェロフォーネと敵国が開戦したという。フェロフォーネは次王が決まっていない中のことで、国内はひどく混乱しているという。

 ギルダの体がほとんど竜となったある日、兄アルフォンソが騎士として戦場へ向かい、戦死したという知らせを受ける。形見であるブローチを受け取った。
 悲しみに暮れながらもギルダの完全な化竜を完遂するため、日課をこなそうとしていたオズヴァルドは、ブローチの入れ物に手紙が入っていることを知る。手紙にはリヴィオに気を付けること、そしてこのブローチや国王の訃報を託したのはリヴィオではなく別の貿易商だと知る。オズヴァルドがいつものようにギルダの爪を研ぎに行くと、背後から何者かに襲われて気を失ってしまう。
 気づけば大きな海賊船の上で、リヴィオの付き人であるネリーナがいた。ネリーナは海流しの刑に処された後、リヴィオによって助けられていたエンリカだった。本当は兄のブローチと共に妻子も島へと逃げる予定だったが、彼らによって殺されていたと知り、怒りによってオズヴァルドは水を操る魔法を覚醒させる。
 海を味方につけたオズヴァルドは渦を退けて島へと戻り、化竜の儀を失敗させ、火山を噴火させて島や国を滅ぼそうとしたリヴィオと決着をつける。

 致命傷を負いながらもギルダの元へと帰ってきたオズヴァルドは、化竜の最後の儀式である自身の魂を彼女へ差し出し、息絶える。

目的:趣味で書く

要望:欠点の指摘歓迎!

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金鱗の竜姫と塩の馬の批評 (No: 2)

投稿者 カイト : 1 No: 1の返信

投稿日時:

こんにちは、カイトです。
作品を読ませていただきましたので、僭越ながらコメントなど。
気にされている点から順番にいきますね。

⚫︎誤字脱字
ちらほらと見受けられましたが、ピックアップを忘れていまして指摘できません、すみません。
ただ、取るに足らないミスだったと思うので(してしまう→いてしまう、くらいのタイプミス)、あまり気にされなくて良いかと思います。
⚫︎キャラクターの魅力
魅力のある無しに差があった気がします。長くなりそうなので後述します。
⚫︎わかりやすさ
特にわかりにくいと思う箇所はなかったです。難解な単語をあえて使っているとは思いましたが、文脈から大体の意味はわかるのではないでしょうか。言葉のチョイスは作品の雰囲気にあっていたと思います。
ただ、登場人物が多いため混乱の元になる可能性はあるかと思いました。神官長(ジャンニ)やフェロフォーネ王妃(アデリーナ)なんかは、今後大きな活躍がないなら名前は伏せて役柄のみでもよいのではと思いました。

◯キャラクターについて
・オズヴァルド
第一章では、自分を駄馬と卑下する割には口下手程度の欠点しか見受けられず、いい奴だけど暗い、という印象でした。もっと、優秀な兄への嫉妬や自分の境遇への悲観、政略結婚への不満がたっぷりのダメな奴でもいいんじゃないかな、と思いました。
彼の不遇の原因と言える「魔法を持っていない」ことですが、正直あまりピンときませんでした。というのも、作中で魔法が生かされているシーンが少ないんです。具体的には始祖と今代の竜姫が使っているだけなので(読み飛ばしていたらすみません)、「生まれながらにすべての人に備わっている」「持っていないと異端」という感覚を得られませんでした。
第二章で成長していく彼は、とてもかっこよかったです。ギルダと出会い変わったんだ、ということがよくわかり、魅力的でした。
・ギルダ
ヒロインですが、悪いところがあるというよりはいい子すぎて、印象が薄く感じられました。物語の後半で龍に変化して感情がなくなっていく、とのことなので、それとの対比で天真爛漫さを強調しているんだろうなとは思いましたが、それが逆に「無垢な少女」の型に嵌っているいるように感じられました。
オズに対して最初から好意的ですが、なぜなのか、なにかきっかけがあったのかも気になりました。オズに「なぜこんなに好いてくれるのか? そもそもこの好意の種類はなんだろう」と煩悶させても良いかと思いました。

主人公二人以外に言及すると、エンリカとアルフォンソがすごくよかったです。
エンリカは、伏線がうまく隠されていると思いました。あらすじで今後の展開がわかって読んでいたのですが、「後に裏切るキャラ」らしい含みのある描写やちょっとした時に出る上から目線の物言い(「面倒を見させられていた」とか)なんかが、初見では気にならないけど後から伏線と気づくのにちょうどいい塩梅だったと思います。
アルは、当初はオズと比較され溺愛されて育ったお坊ちゃんかと思っていましたが、彼には彼の苦痛や葛藤があったことを知れて読むと、確かにオズの「半月」だと感じ入れるものがありました。かなり控えめに言って「惚れまうやろ!」と。
オズとアルの二人で父親と対峙するシーンがよかったですね。お父さん、血圧上がってその場で卒倒してもよかったかも。そして使用人の誰も本気で心配していないとか。スカッとしますし、療養の話もより現実味を持つのでは。

◯その他
第二章に比べ、第一章は少々書き込み不足に感じました。オズとギルダが親密になっていくのに大きなイベントがなく、それはそれで悪くはないのですがその期間も短いので、なぜ二人が惹かれあったのかがわかりづらく、パンチが弱い気がします。
また、二人の交流をメインに書くのはよいのですが、それ以外の人物との絡みがほぼないのに、第二章でオズのスク・ア・ルジェ島での評判がかなり高いことは唐突に思えました。

以上です。色々書いてしまいましたが、独自の世界観や複雑に絡み合う展開など、後半もぜひ読みたいと思わせる作品だったと思います。合わない意見はスルーしてくださいね。
文学フリマ、耳にしたことしかありませんが、参加できるのは羨ましいですね。楽しんでください。
今後の創作活動も応援しています。

長所。良かった点

独自の世界観、キャラクター

良かった要素

キャラクター 文章 オリジナリティ

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金鱗の竜姫と塩の馬の批評の返信 (No: 3)

スレ主 さそり : 0 No: 2の返信

投稿日時:

 カイト様、いつもありがとうございます!
 誤字については、一応投稿前に見返したのですが、やっぱりあるみたいですね……。濁点をつけたつもりでついてないとか、キーボードでも字が抜けるとか、色々とやらかしてる自覚はあるので注意していこうと思います。

 キャラに関するご指摘も、大変参考になります。魔法については、私も忘れがちな要素になっていたので、もう少し序盤から印象付けられるように改稿していきたいですね。
 あんまり長くなるのもなぁと考えていたので、一章が駆け足になっていた自覚はありました。逆を言うと、二章を書き過ぎてしまったのもあります。登場人物のほとんどが『置かれた場所で頑張るしかない人々』なので、その心境や周囲との関係を、もう少し書いた方が良いのかもしれません。

 今はとにかく完成させることを目的に、ゴリゴリ書いています。今更ながら、戦争とか展開を複雑にしないで、オズとギルダが中心のあっさりした物語にした方が良かったかな……と思っています(笑)
 今回は貴重な感想をありがとうございます!世界観とかずっと考えてたものだったので、褒めていただけて嬉しいです!

金鱗の竜姫と塩の馬の批評 (No: 4)

投稿者 堀籠遼ノ助 : 1 No: 1の返信

投稿日時:

◆誤字脱字について
誤字脱字はほぼ見当たりません。難読語・旧字体(例:「契る」「儀式を執る」など)やルビの使い方も一貫性があり、文章全体のトーンに適しています。唯一気になるのは以下の点です:

「フェロス人」か「フェロフォーネ人」か表記の揺れがあります(設定的に「フェロフォーネ」は国名、「フェロス人」は民族名で分けている可能性もありますが、意図が読者に伝わらない可能性があります)。

「興味が沸いた」→「興味が湧いた」のほうが一般的で、読者に自然です。

キャラクターの魅力について
オズヴァルドの設定は明確で魅力的です。「塩の馬」という造語や概念は重厚感があり、彼の置かれた立場、運命、疲弊と諦観、そしてわずかに残る皮肉さがよく表現されています。

ただし、読者が感情移入できる“何かを変えたい”という能動的な動機がまだ弱い。「疲れている」「諦めている」だけだと、物語の牽引力に欠けます。中盤以降で彼が能動的に動く展開を用意しているのであれば、序盤で「何にどう抗えなかったか」「どうせならこれだけは守りたい」といった心理の断片を入れておくと、読者の期待値が上がります。

フィデンツィオは雰囲気のある存在で、文化背景を自然に語らせているのがうまい。ただし少し説明臭く、世界観紹介の“代弁者”に見えてしまいます。セリフ回しに皮肉や迷信深さなどキャラの癖がもっとあれば、印象が深まるでしょう。

◆分かりにくい表現について
全体的に文体は整っており、古語調や難読語のバランスも上級者の筆致を感じます。だが、読者を引き込む小説である以上、「難解であること」と「豊かであること」を混同してはなりません。以下のような点は引っかかる読者が出てくる可能性があります:

比喩が多重すぎる部分
 例:「鈍い風にそよぐ絹が煤に晒されたように褪せている」など、比喩が二重三重になりすぎて、一読で視覚イメージが掴みづらい。

固有名詞の密度
 「スク・ア・ルジェ島」「化竜神殿」「ヴェス・ビエト火山」「フェロフォーネ王国」など、意味を補う描写がないと、読者が固有名詞に埋もれてしまいます。覚えきれず、地理や文化の把握が困難に。

語彙の重さとテンポ
 この冒頭約2000字で「盛り上がりらしい盛り上がり」はないにもかかわらず、密度の高い語彙と荘重な筆致が続くため、疲れる読者も出るでしょう。特にラノベ市場や若年層をターゲットにするなら致命的です。

長所。良かった点

筆力自体は確かです。「売れること」を目指すなら、読者との“心理的距離”をもっと縮める努力が必要です。

良かった要素

ストーリー 文章

金鱗の竜姫と塩の馬の批評の返信 (No: 5)

スレ主 さそり : 0 No: 4の返信

投稿日時:

 こんにちは。批評をして頂き、ありがとうございます!
 表記揺れの件も、ご指摘ありがとうございます。完全にこちらのミスで、民族名は「フェロス人」が正しいです。こういうの、多分いっぱいあるんだろうな……(@_@;)

 キャラクターも魅力があると言っていただけて嬉しいです。造形に関しては、自分の想定通りの印象を与えられているなと思う反面、やはり今ひとつ強い個性が必要なようですね。自分以外の方からのご意見はとても参考になります。
 オズヴァルドは自分から動くことを諦めているキャラなので、周囲でストーリーを動かして関わりの中でパーソナルな部分や雰囲気を醸し出せたらなぁと考えておりました。ですが、もう少し分かりやすい内面描写も考えた方が良さそうです。個人的に直接的に書くのは、あまり好きじゃないんですけどね……。

 比喩表現や固有名詞などのご指摘も、参考になりました。私は比喩を重ねるのが癖のようですので、注意していきたいですね。読者目線で表現を見直していきたいと思います。

 こういったサイトで感想を求めておきながら、個人的にはライトノベルという意識では書いていないんですよね。マイナスとは分かっていますが、ターゲットもはっきりとは決めていないです。小説も趣味なので、文学フリマで売るとしても利益は出さず(そもそも出したらダメ)、気に入ってくれた人がいたらいいなの精神で書いています。
 ここで晒すのも自分では気づけなかった部分が見つかればいいなと思ってのことなので、感想や批評は大変助かります。
 これも本にするなら来年だなぁと考えているので、頂いたご意見を元にじっくり考えていこうと思っています。

 堀籠様の小説も、後で読ませていただきますね。
 今回は貴重な批評をありがとうございました!

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特に が良くて、 ました!

欠点を申し上げれば、 ので、ここは改善された方が良いかと思います。

キャラクターは です!

文章は です!

次の話もとても楽しみです。応援しています!

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