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若宮 澪さんのランク: 4段 合計点: 11

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深紅星輝─精霊魔術で行く精霊道─

投稿者 若宮 澪 回答数 : 12 更新日時:

はじめての批評依頼なので、色々拙いところなどがあるかもしれませんが、よろしくお願いします。 辛口コメント等大歓迎です、良くない所が... 続きを読む >>

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若宮 澪さんの返信一覧

元記事: 闇の向こうのその先へ 〜家出少女がたどり着いた先は、魔法使いの学校生活!?〜

まだ4話しか連載していなくてすみません。
カクヨムではまだ感想をもらえたことがなく、このまま突き進んで読んでもらえるのか不安です。テンポが遅いことと1話分の長さが短いことは自覚しています。
より多くの人に読んでもらうため、現段階での改善点を教えてください。よければ長所も教えてくれると嬉しいです!

上記の回答(批評)

投稿者 若宮 澪 : 2 投稿日時:

 はじめまして〜若宮澪と申します、童話チックで幻想的な話だなあと思いながら四話まで読ませていただきました。ネット小説としてはあまり見かけない雰囲気のような気もしますが、それはそうとしてかなりサクサク読める感じ、というのが第一印象です。ピーターパンを下敷きにしてるのもありそうですが、なんとなくカボチャの馬車とか夜中の零時に魔法が解けそうな世界観ですねぇ……良きかな。

 個人的に良かったと感じたところと、修正(というか検討?)の要ありと感じたところをいくつか挙げさせていただきます。

【長所】
・語り口と世界観
 全体として主人公ちゃんが抜けている&どこか天然チックなのと、世界観そのものの童話性みたいなものが上手く噛み合っている印象。先ほどカボチャの馬車とかシンデレラの例を挙げましたけれど、全体的に主人公がディズニーの陽気な女主人公っぽい感じがします。その主人公の空気感と語り口が世界観全体に漂う不思議さと上手に噛み合った結果、童話らしい空気感が全体として醸成されているのが良いなあ、と。
・文体の柔らかさと読みやすさ
 少し前の部分と被りますが、文章が全体としてすごく読みやすい。すんなりと頭に入ってくる文章で、だからといって無味乾燥かといえばそうではなく主人公の柔らかい語り口そのものが世界観そのものと一体化しているといった感じ。展開などについてはともかく、文章そのものは良いかなあと思います。
【要検討か?】
・タグやあらすじと冒頭の乖離
 タグやあらすじからはかなりダークな世界観が予想されるのに対して、冒頭があまりにも童話チックな印象を受けました。特にタグに〈ダークファンタジー〉が登録されている以上、血で血を洗うようなドロドロして絶望的な世界観が想定されがち。それに比して冒頭があんまりにも軽くてメルヘンなのが少し違和感としてあるなあと感じます。もしこのまま童話チックなまま少しずつダークになっていくという形ならいっそのことあらすじやタグからそういうダークファンタジー的な部分を消去するか、割ともう少しマイルドにして童話らしさを前に出したほうが良さげに思えます。逆に、そこまでダークにならないのならタグを再検討した方が良いかなあ、と。
・展開について
 展開の遅い早いについては、私自身はあまり気にならないタイプなのであくまでも素人目から見てという話ですが。軽く読んだ感じだと、特に展開が遅いとは感じませんでした。少なくとも四話以降で話が少し動きそうな気はしますし、私からはぜんぜん問題ないかなあと。
 ただ作者様がこの四話でしていることは一昔前の〈小説家になろう〉系の小説でいえば「転生過程を超丁寧に記述している」ようなものですから、ネット小説を中心に読む層には合ってない様にも思われます。少なくとも第一話のプロローグについては、例えるならば〈なろう主人公が現世に帰還したあとの取材シーンをまるまる一話使って描写している〉ようなもので、そこから第四話まで〈転生過程と幼少期〉の話をしている感じ。なので、冗長かと聞かれれば冗長ではあると思います。ただそれはそれとしてこの冗長な部分がむしろ童話的空気感を醸成している気もしますから、下手に削るのも良さを失わせる気がいたします。

 私からはおおむねこんな感じです。少し短所の部分を長く書いてしまったかもですが、単に私にまとめる力がないというだけなのでご堪忍いただけますと幸いです。

長所。良かった点

 童話的な空気感と主人公の語り口、文章の読みやすさはかなりの高水準なように思われます!(上から目線すみません……)
 これからも創作、頑張ってくださいね〜

良かった要素

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元記事:The Last Nightの批評の返信の返信の返信の返信

私は嘘は言ってないです。スレ主が文句を言われないだけの筆力をつければいい話です。
高瀬さまも「筆力があれば読者に文句言われない」と言ってます。つまりは筆力もないのにここで批評依頼したらキツいことを言われても仕方ないってことを言いたいのだと思います。私も筆力がある方には文句は言いませんし。このスレ主には遠回しに言っても分からないと思うので、はっきり言ったまでです。

上記の回答(The Last Nightの批評の返信の返信の返信の返信の返信)

投稿者 若宮 澪 : 7 人気批評! 投稿日時:

 すみません、本当は私が口出しするべきことではないのは重々承知ですし、それに「信者が叩いている」と思われるかもしれませんが……。ユキ様、批評というものは「物語に対して肯定的な点も改善するべき点も挙げること」です。よしんば改善するべき点しかなくて、それだけを挙げるにしても、攻撃的に語ることではないはず。攻撃的に語ることによってしか伝わらないのならば、その作者は冷淡ですが「見捨てるべき」です。そこまで責任を持とうとするのは過保護ですし、私達のするべきことではありません。ユキ様のしている行為は、ユキ様自身からご覧になればひょっとしたら「親切」なのかもしれませんが、第三者からみればそれはただの「過剰なお節介」です。
 それに、前に感想として

>この最低な主人公と似たような性格なんだろうなー、あなた。
卑屈で傲慢で、他人に欠点指摘されても開き直り。

 このような言葉を残されていらっしゃいましたが、これは批評ではなくただの人格否定な様に思われます。そのようなコメントを残したあとにいくら過剰なお節介を焼いたとてそれは「攻撃的な感想」としか思われないことがほとんどですし、中には断筆に追い込まれてしまう作者だっているものです。あまり、そういう過剰なお節介や人格否定はなさらないほうがよろしいかと存じます。
 長々と書いてしまい申し訳ありません、ユキ様にも良き日々がありますよう心からお祈り申し上げます。

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: The Last Night

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元記事:The Last Night

吸血鬼と少女の恋愛小説です。甘々ハッピーエンドではないし、見てて明るい気持ちになるようなものではないのでその点ご注意を。

魂込めて書きましたが、投稿後半年経ってもブクマゼロなので「そんなにつまらないのだろうか」と悩んでます。
描写の点で、chatgptの助けは借りましたが、ストーリーもキャラも100パーセント自分で作りました。

2022年1月に鍛錬投稿室に投稿したものを大幅に改変したものです。評価は+30でした。

上記の回答(The Last Nightの批評)

投稿者 若宮 澪 : 1 投稿日時:

 こんにちは〜若宮澪と申します、私にとっては凄い性に合う話でつい一気読みしてしまいました……。なので客観的な批評というよりは主観的な感想に近しいものになってしまっていますが、ご了承ください。

 先に投稿者様の質問に、私なりに思った回答をば。

>なぜブクマがゼロなのか?
 これについては先述のヘキサ様の意見に賛成します。
 まず前提として、現時点での「小説家になろう」というサイトは読者層の偏りが激しい、言い換えれば「求めているものを提供しさえすれば下手な料理でも食べてくれる料理店」みたいな状態にあります。逆に言えば、求められていないものを出したところで、それが如何に美味しかったとしても物好きしか食さない。ちょうど、ファストフード店の中で三つ星レストランのフランス料理のフルコースを出すようなものです。中には近くにおいしい料理店がなくて仕方なくファストフード店に来ている客(=「素人の尖った小説」を読みたい層)やあるいは物好きな客(=小説をスコップしまくる層)もいるでしょうが、ほとんどはファストフードが食べたいから来ている客でしょう? そんなところでフランス料理のフルコースを提供したところで、まあほとんどは食わず嫌いするわけで。
 それでも地道にフランス料理のフルコースを提供し続ければ人気も出るかもしれません。でも投稿者様は既に提供するのをやめてしまっている(小説の完結処理)わけですから、「地道に積み重ねて」ブクマを獲得するのも難しい。結果として、読者からはまず「良かった」と思われる以前に「そもそも見られることがない」状態になるわけです。

 ……ここまで長々と書いてきましたけれど、こういった話については「なろう攻略法」みたいなサイトでよく乗っかっています。要は上手い/面白い物語=売れる物語ではないっていう話ですから、ブクマが入らない=描画が悪いと考えなくても良いかと思います。売れたくて書いた、というのならばまた別ではあると思いますが、そうでないのならばそこまで気に病む必要はないかと。

>気になった点など
 あくまでも「私はこの物語が好きな方」という前提込みで。
 ・"()"の用法
  ネルの(" ")の直後に別のキャラの心情描写の()がある、という箇所があり一瞬戸惑いました。あまり"()"を連続させるのはよろしくはないかなと。細かいというか重箱の隅を突っつくような形になってすみません……。
 ・不必要に思える視点
  ネル側の視点が時間軸的に結構飛びまくる上にネルとサマンサ以外の視点(シンシア、サマンサの母と父、完全三人称)がかなり混交されているため、所々「んん?」ってなるところがあったり。特にサマンサの母がネルと対決する終盤の下りは、どちらかといえばネル視点で書いたほうがより「ネルとサマンサの物語」として引き締まるような印象を受けました。下手にネルとサマンサ以外の視点を足してるせいで、やや良さが削がれている感じがします。
 ・ネルの英語の訳出
  これについては完全に私の趣味ですが、もっとネルの皮肉を慇懃無礼な日本語にしてほしい、んでサマンサとの丁寧で親密な日本語と区別してほしい。だんだんと丁寧だった日本語が砕けていくのもよし。微妙な口調の違いとか話し方のトーンの違いもそこで出るので。今でも結構差はありますけど、もーっと慇懃無礼な感じがいいなあ……っていう一読者の思い。

 ただ、ここまでの指摘はあくまでも「物語としての良さ」について私なりに思ったことです。ブクマや評価を得るためのものではないので悪しからず。

長所。良かった点

 ここからはただの主観的感想ダダ漏れのやつです。

>主人公の日系人設定
 私はアリというか寧ろ好意的、純粋に設定として良いと思いました。いきなり日本人の蔑称を出すのはどうかとか、あるいはそこまでして感情移入したいのかとか色々あるかもですが、読んでるときは別に気にならなかったです。主人公が精神的に終わっていくのも良し、私は好き。あと、別に日系人差別についてどうこうなどと主張する文面でもないのが一番好印象。下手にそういう話を混ぜられると嫌なので、前面化しない程度に織り交ぜているのが良かったです。ちょっとLGBTの話が前に出てるのはうーん、と思ったりもしましたが。これについては出さずに、普通にネルとサマンサのあいだの関係として書けばよかったと思わなくもない。ネルにとってのトラウマでありサマンサの個人的問題として扱ったほうがもっと逼塞して、なおかつ二人の物語としてきれいに収まる印象。
>ネルの設定
 前にも書いてますが、ネルの貴族時代は好き。もう少しじっくり書き込んでも良し。社会問題とか取り払ったうえでの「ネルの過去のトラウマ」であり、なおかつサマンサが「それでもネルを愛せるのか」って問われる形は最高と感じました、寧ろもっとやってほしい。血を吸われて弱っていく中でじーっくり悩んで、心ぐちゃぐちゃにしてほしい。ただ一人の少女としてネルという個性を愛せるのかっていう問い。あーでも、どちらかといえばサマンサは自身の精神的ストレスにも悩んでほしいから、結局全部ごちゃ混ぜで悩むのが良き。ここまでのネルとの交流もあって愛したくて、でも自分の拒否感も何処かにあって、さらに精神ストレスも積み重なって、とどめに血を吸われて貧血で〜みたいな。ただ今の時点でもなんとなくそういうのを察せるところが強かったので、今のままでも良きかな。
>サマンサの陰鬱描写
 好き、ただただ好き。サマンサが卑屈だとか色々あるかもしれないけれど、でも等身大の少女として悩んでて好き。うだうだ悩む、死にたい気持ちを抱えている、他責する、どうしようもない、辛い、誰か助けて、でも怖い。こんな感じのキャラが私自身大好きなので、褒める他なし。
>ネルとシンシアの関係
 ネルとサマンサの関係よりも描写は少ないけれど、この二人の関係性も好き。やはり死にたい少女×生きたい吸血鬼(でもどこか死にたいと感じている)の掛け合わせは至高。ネルが逃げ出したのも良し。そしてサマンサとの関係の中でシンシアのことを強く、強く思い出すのもまた良し。好き。
>ラストシーン
 最後の最後に、ネルにとっては「敵」なはずの教会の中で二人が死ぬのが好き。そんな空間の中でサマンサが「異郷」でしか無かった日本のさくらを想うのがこれ以上無く美しく感じた。桜の木の下ってこんな感じなんだろうなあ。わざわざ他の移民系ではなくて日系人の視点にしたのも、この最後の「異郷だけれども心から手放せなかったどうしようもない故郷=日本を思う心」を破滅の美として描きたかったからなのかな……と思ったりいたしました、違ったらごめんなさい。
>全体として
 吸血鬼×少女のカップリングがそもそも好きなうえに吸血鬼側がトラウマ持ちで人間時代に散々抑圧されてきていたっていう設定込みで大好きな物語でした、読ませていただきありがとうございます! 最後の最後に二人が死ぬのも良し、最高。私にとってはこれ以上ない純愛でありました。

 ここまで長々と書いてしまいましたが、私からは以上です。長文失礼しました、創作活動頑張ってください!

良かった要素

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要望 : たのもー!(ボコボコにしてください) スレッド: The Last Night

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元記事:断罪のエクスタシア

 実質初めての長編作品で、しかもまだまだ序盤ですが、本気でブクマ100以上、なんなら、上位勢に追いつくことを目標として書いています。
 ボッコボコにしてもらって構いませんので、プロレベルになるために欠けているもの、どこを訂正すれば良いかなど、懇切丁寧に教えてくださるととても嬉しいです。お願いします!

上記の回答(批評)

投稿者 若宮 澪 : 0 投稿日時:

 こんにちは〜若宮澪と言います。私自身もあくまで底辺の趣味書き作家なので、あまり参考にならないかもですが少しばかり感想と批評をばと思いコメントさせていただきます。ちなみに、私にとって好きなタイプの物語でした。

◇長所◇
 ・話の筋が分かりやすい
  かなり序盤から「あ〜復讐ものね」って分かるのが好印象でした。プロローグもまた雰囲気を出してて良し、空気感が灰色で良し、展開もまたそれに合っているで、読者が何を期待すればよいかすぐに分かる物語だな、と感じます。作者のやりたいことも伝わってきますし、どこにどんな展開を描くべきか分かっていらっしゃる印象。これが初長編なら凄いです……いや本当に。
 ・読みやすく追いかけやすい文章
  さっくり読める文体なので、かなーりサクサク読めます。Web小説としては結構これ重要かなって思うので、そこは良いと思います。
◇短所◇
 ・特になし
  正確に言うなら、短所というべき短所がない、ですね……。誤字脱字も少ない(さっと読んだ感じではなさそう)し、良くまとまっている印象が強いです。作者として几帳面で、何度も読み返しては丁寧丁寧に書いていらっしゃる方かなとお見受けします。私なんて1万字書いたら誤字脱字最低でも10箇所はあるのに、すごい……。
◇指摘したい所◇
 ・話がありふれている
  展開そのものが完全に王道か先読み可能な範囲に収まっているので、全体的にありふれた物語みたいに見えがちかなあって思いました。でもまあ復讐ものって序盤の展開は「目の前で家族や友達が殺された→謎の能力が覚醒して感情のままに暴走するorひたすら逃げて復讐を誓う」の2パターンしか基本的にはないから、割と仕方ないのかな……。個人的にはここを工夫すると、初読の人が気になってくれて読者の離脱を防げるんじゃないかなと思い指摘させていただきました。
 ・全体的に特徴が薄い
  これが、今のところは一番の問題かなと。キャラとしてはフィオナもミラも薄味だし、関係性があまり見えてこない。三人称視点で進むのも相まって、二人とも女性A,Bの印象が抜けないです。第1話のダイエットの下りは良かったんですが、あんな感じの「ちょっとした気遣いから見える関係」だとか、あるいは二人の内面描写(何を思い考えているのか)を増やさないと、キャラが薄く感じられて物語に入り込めないです。
  また物語の展開にしても先ほど述べたように王道なので、ちょっと食傷気味。展開が読めてしまう物語って基本的には心理描写が濃密じゃないとすぐに飽きられてしまうので、展開を工夫するか心理描写を増やすかして上手く引き込めるようにすることをお勧めします。
  ちなみにどちらも無理、という場合は過度に詳細な描写をする(たとえばフィオナがもうやめてと懇願しているのに女の子が殺されるシーンとかをこれでもかというほどグロく書いたり、あるいは痛みとかを異常に詳細に書き込んだりなど)という手もあるにはありますが、それするとついてこれる読者がすっごい偏るので私からはお勧めしません、あくまでもそういう手もあるよ程度の紹介です。
◇その他細かいところ◇
 個人的には第1話と第2話はくっつけちゃっていいかなと思いました。1話あたり3000〜4000字がWeb小説のベストな長さとされてはいますが、展開から鑑みるに覚醒まで含めて1話で見せてあげたほうが読者も楽だし読みやすいし興奮するじゃないかな、と。もちろん今のまま「あっ、平和な日常が終わるんだ」と予感させるところで第1話を終えてもそれはそれで良いと思うので、作者様の塩梅でお願いします。

◇まとめ◇
 ざっくりいうと、物語として何を期待すればよいかすぐに分かることと読みやすい文体であることは長所ですが、物語が王道に沿いすぎていること、内面描写が不足していることが短所になっているかなと感じました。今のところ序盤だから何とも言えないですが、王道から少し逸らすか内面描写を増やして感情移入を促すかすればより良くなると思います。

◇最後に◇
 これが初めての長編小説とのことなのでアドバイスですが、取り敢えず読者評価よりも「自分の書きたいことをきちんと最後まで書けたか?」を重視する方が良いと思います。下手に読者評価を気にして流行を中途半端に取り入れたりとかすると、まあ得てして上手くいきませんから。書きたいことを最後まで書ききれれば今度はその書きたいことを読者に合わせていく、という風に調整が効きますが、読者評価を気にしすぎて適当に求められたものをつぎはぎしたところで上手くまとまらないことが大半です。
 なので取り敢えず、まずは書きたいことを書けているか気にしながら書くように心がけてください。以上、底辺の先輩作家からのアドバイスでした〜。他の方の意見も参考にしてくださいね。

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元記事:日記

反ルッキズムを書きたいと思い、外見に執着することがいかに醜いかを表現しようとしました。地の文の中の描写と説明の割合がよくわかっていないので教えてください。

上記の回答(日記の批評)

投稿者 若宮 澪 : 0 投稿日時:

 こんにちは〜若宮澪といいます。純文学自体は好みなんですが、耽美派的な文章(いわゆる色気が強い文章)に対して致命的なまでの苦手意識があるので、第六話くらいまでしか読めてません……ので、それを踏まえてくださいますようお願いします。いや、本当に、ものすごーく苦手なので許してください。
 それで、ですが。端的に述べれば、以下のように集約される印象があります。

[長所]
・「美醜」の表現
 →美しい、醜いの表現が心に残りやすい、というか身体全体に響く印象がある
・地の文の「形」と会話とのバランス
 →心理/情景描写を挟むタイミングとその分量が心地良い、地の文と会話の比率も良い
[短所]
・やりたいことが伝わらない
 →第一話時点で【外見への執着の醜さ】よりも【身体への背徳的な美】が強く伝わる
・日本語のミス
 →文章のねじれ、文章間の断続、てにをはの選択ミスが散見された
[賛否両論]
・あまりにも直接的で淫らな描写
 →男女に関わらず裸体の細かで淫靡な描写は人を選ぶ、また描写があまりにも直接的なのもそれを助長
・話の組み立て方
 →短編集的な話の組み立て方は賛否両論ある、特に一話辺りの描写と話の展開が短いためより人を選ぶ

◆◆◆

 まず、地の文の語彙選択や意味などから「美しい」「醜い」の対比がよく伝わってきます。それこそ身体全体にボディーブローでも喰らったのかな、ってくらいには深く、衝撃的には。語彙の並べ方と選び方は特に良い感じがします、ちょうどよい語彙をちょうどよい並び順で並べてるから、身体全体に響きますね。
 地の文の「形」も良い気がします。目の前の情景の描写量、その情景に対して抱く感情の描写量の比率も良いと思いました。読んでてリズムが良くて、すっ、としながらも深く響く感じ。地の文で思考に溺れる主人公に、不意に誰かが話しかけることでその思考が断ち切られ、さらにまた別の思考が……みたいな思考の断続と連続も上手いこと表現できていると思います。なんだろ、どことなく心理の流れ的なものを感じる。
 対して、日本語の文章そのものについてはねじれや「てにをは」の選択ミス、文章間での意味の断続が見られました。表現技法として使っているのなら明らかにその意図は失敗してますし、そうでないなら推敲ミスっぽいかな? 主人公の思考のねじれであると考えてみても明らかに変なミスが散見されます。何回か読み返してもう少し推敲するのを、私からは推奨します。
 そして何よりも、第一話からコンセプトが明らかではない。たとえ純文学といえども、示すコンセプトの方向性のミスは頂けないんじゃないかな……? 【整形そのもの】というよりも【整形の背徳的美】に焦点が合っているせいで、コンセプトである【整形の醜さ】へと焦点があってない気がしました。仮に【整形した肢体の背徳的美】に対して【背徳的美の無意味さ】を説くのならばこのままの構成でも良いとは思うのですが、その場合だと今度は第一話で主人公が【整形した肢体の背徳的美】に対して惹かれすぎているような……。そこからさらに【背徳的美】に対して魅力を感じていた主人公がその魅力の無意味さに気づき【整形の無意味さ】へと至る、という形に持っていく、といった組み立てでもないような気がする(七話以降さらっとしか目を通してないです)ので、【整形の無意味さ】を主張するというコンセプトならば破断しているようにも思えます。
 そして、その割にはテーマ性があまりにも前面化してて露骨なのも[賛否両論]な点かなあ。あまりにも話の展開や描写がストレートすぎて、ちょっと萎える。作者の思想全開だからこそ、合わない人にはとことん合わないです。官能的な描写が嫌い✕整形非否定派の私にとっては、単刀直入にいえば「気持ち悪い」と感じられました。言い方良くないのは分かるんですが、読んでて割と本気で吐きそうになって……。
 (外見に固執したって別にいいじゃない、内面を見てほしいとかそういうのはもちろん分かるし賛成だけど、でも外見に固執するのが醜いって、って思いながらこの感想書いてます)
 話の組み立て方もちょっと賛否両論かな。複数の短編的な話を連鎖させることでテーマを描き出すっていうやりたいことは分かるんですけど、ならもう少し一話あたりの文字数を増やしたほうが良いと私は思いました。今の状態だと話の連関が少し見えづらい気がしますし。ただまあ、そこら辺は人の好みなので賛否両論だと思います。今みたいに文字数を少なく端的にした形のほうが読みやすいって人ももちろんいると思います。

◆◆◆

 一言でまとめれば【中途半端に良くて悪い 物語】だと思います。良い部分が悪い部分を助長させてしまっているのも散見されるので、何回か読み直したあと方向性を直したり余分なパートを削除したり、あるいは必要なパートを付加したりが必要かな……?
 あーだこーだ言ってますが私もまだまだ小説家になろうで底辺作家してる未熟者です、指摘ミスもあるかもしれません。なので、あくまでも自分のやりたいことや書きたいことを見失わない程度に、参考にしてくださいませ。
 執筆応援しております!

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