死後に、殺すの批評
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死後に、殺す(元記事)
非日常的な事を日常的に描く事を意識して書きました。
死後に、殺すの批評
投稿者 ユウ 投稿日時: : 0
まず最初に。私は他人の小説を客観的に、正しく修正してあげられるような批評を行う能力はありません。ですので、大した読書量もない、物書き初心者の個人的な感想になります。
ジャンルはホラーですかね。全く読んだことのないジャンルでしたので、とても新鮮でした。
独特な雰囲気で進んでいくこの物語は好きです。
これを文庫本一冊の量で読んでいたのなら、最終的に納得できるような不思議な現象の説明もないし、好きにはならなかったのかもしれませんが、短編でしたので、それもまたこの独特な雰囲気を好きになる要因に一役買っていると思います。
登場人物も、誰一人としてまともな人がいない。いや、限定的な人間関係、限定的な場面で取り繕う必要がないので、意外とこういう人たちもいるんじゃないか、と思ってしまう。
嫌悪感を抱くほどの猟奇性も感じられない。
妹の手紙を読んだ後の、料理の話。
殺したはずの妹の復讐も、あくまで手紙が届いたり、気配を感じさせるだけであったり。
心情の変化も割と淡々としている。
そのどれもが、この作品の独特な雰囲気を作り上げることに一役買っている。(ああ、上と重複しちゃってるうぅ)
非日常的なことを日常的に描く、成功してるんじゃないですかね。
ラストの公園と、3人の関係性。もし続きを書くのなら、ここからつついていくのかなー、なんて。
書かれている文章も、誤字脱字を抜きにして、読みやすくて個人的に好きな文体でした。
良かった要素
ストーリー キャラクター 文章
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