平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜の批評
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平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜(元記事)
力を入れた点:
・読んだ方が「あぁ、自分も異世界に行ったらこうなるかもしれない」そんな気持ちで読めるような作品を目指しました。
・サバイバルや物作り等を書く際は、事前に調べてから書くようにしています。
不安な点:
・話の展開が遅いかなと不安です。
また、そう思って元々書こうかと思っていたシーンを削ったりもしたため、逆に描写不足になっているのではないかと感じます(シーン間の繋がりが悪い)
・地味すぎるのではないかと不安です。流石にもうちょっと事件と言うか、盛り上がりを作った方がよいでしょうか…?
・その他、読んでいて気になった点等ありましたら、ご指摘頂けると嬉しいです!
(豆腐メンタルなので甘口~中辛くらいだと嬉しいです…)
よろしくお願いいたします。
平凡サラリーマンの絶対帰還行動録〜異世界生活の始まりはサバイバルから〜の批評
投稿者 とむそん 投稿日時: : 0
第二章の中盤くらいまで読ませていただきました。
普段異世界転生ものはあまり読まないので、そういった観点での意見だと思ってくれれば幸いです。
全体的に面白かったです。ただ続きが気になるかといえばあまり気にならないというのがざっくりした感想です。以下に詳細を記します。
長所。良かった点
・文章
文章はくどくなく丁寧で、割とスラスラ読めました。しかしあまり心に残るようなシーンはありませんでした。文学的表現が入りすぎていると文体としては硬く読みづらい反面、知的好奇心や表現力に繋がると思います。力を入れたいシーンに挿入するとより揺さぶられる文章になると思います。
・設定
流行り? の異世界モノですが好感が持てました。設定と力を入れた部分がしっかりと噛み合っており、「あー、こうするよなぁー」なんて想像ができて主人公に親近感が湧きます。確かに自分が転送されたとしても、主人公と同じようにスマホに頼りきりな生活だったかもしれません。
・キャラクター
特記事項なし
・ストーリー
設定を元に丁寧に作られています。食べられるものがわからない恐怖、突如森に飛ばされてからのサバイバル生活、未知との遭遇、言語問題。異世界または知らない土地に飛ばされたとなったときに誰もが最初に考える問題だと思います。
往年の読者の疑問に応えるかのごとく、解決策を提示して実行する物語は読んでいて不思議と嬉しくなりました。それも実行可能な範囲で、「もしかしたら俺でもできるんじゃね?」と思えるところに収まっているのがこの作品の魅力だと思います。
ただ作者さんも懸念されている通り、地味だと思います。
かといって方向を変え、派手な展開にしてしまったら、それ相応の落とし所が求められます。派手な事件には派手な解決策があってそれを敢行できる派手な主人公がいなくてはなりません。そちらの方面に舵を切ってしまったら、この作品の魅力が失われるのだと思います。
展開が遅いわけではなく、当初掲げた設定通りに展開していくとどうしてもこうならざるを得ないと思います。どうぶつの森のような作風で地味に続くのか、バイオハザードのように刺激的な作品にしたいのか。仮に次の作品があったとして、今度は地味から脱却したいと思っておられるのなら、派手な展開にもついていけるような設定を考えられるといいのかと思います。
重ねて言いますが、私は作品自体に好感が持てましたし、好きか嫌いかで言うと好きな方です。ですが、続きが気になるかと言われれば答えはNoです。
以上になります。
長文&上から目線失礼いたしました。
良かった要素
設定 文章
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