憑きモノの批評
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投稿者 ガミジ 投稿日時: : 0
途中流し読みした部分もありますが、最後まで目を通しました。
ボコボコ希望ということなので、思いつくままに書きます。
勢いのある文体は良いのですが、全体的に冗長です。本筋がなかなか進まないので、「先が気になる」という気持ちより「だからなんなの?」という気持ちが先行して読み飛ばしがちになりました。5人の仲間でワイワイするのを書きたいのもわかるのですが、たいして興味を惹かれませんでした。マイケルだけは最初はわらいましたが、なんども登場するカタカナ言葉がしだいにうっとおしく感じました。結構読むのが大変でした。
昔話のパートは読み応えがありました。変に奇をてらった構成にせずとも、昔話だけでしっかり1つの話がつくれたのでは?と、思います。残念なのは、とつぜん昔話の中にX線という単語が出てくることです。
あと最終章は少しダレました。余計な会話は省いたほうがサクサク読めると思います。
また、オチ自体は好きですが、オチに入る前の推理がめちゃくちゃすぎて、万人が納得できるものになっていません。
そういうものとしてみればありですが、あまりの超展開に読者は置いてけぼりです。
重ねて言いますが、オチ自体は好きです。
でも、憑きモノとは違う気が……。
長所。良かった点
文体のメリハリがあるのは良いと思います。
あと、重ね重ねになりますが、オープニングの前振りからのエンディングのオチの流れは好きです。
推理披露(種明かし?)の部分がもう少しシンプルでまとまっていれば、それだけでグッと面白くなったのではないでしょうか。
良かった要素
ストーリー 文章
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